本
基本はお気楽ブログなのですが、今回はちょっと真面目です。きっかけは、大城立裕という人が書いた「小説 琉球処分」を読んだ事です。 小説 琉球処分(上) (講談社文庫) 作者:大城 立裕 発売日: 2010/08/12 メディア: 文庫 小説 琉球処分(下) (講談社文庫) 作…
先日紹介した森沢明夫さん原作の小説と映画の第二弾です。彼には、「夏美のホタル」ともう一つ房総半島を舞台とした小説があって、それがこの「虹の岬の喫茶店」です。「夏美のホタル」を読んだ時からこちらも読んでみようと思っていました。同様に映画化さ…
以前、房総半島を舞台にした若い女性とバイクの話が、有村架純主演で映画化されたということを知って興味を持っていたのですが、映画館に足を運ぶほどの動機にはならず、その後何となく忘れてしまっていました。 それがこの「夏美のホタル」だったのですが、…
今更ながらこの歳で「進撃の巨人」に嵌ってしまいました。元々コミックやアニメは大好きで、進撃の巨人が大ブームを巻き起こした時も興味はあったのですが、歳のせいもあるのか踏み込む気にはなれないままでした。 そもそものきっかけは、もっと今更な「ア…
定年後は時間もできることですし、読書の機会は増えると思っていました。半面お金は無くなりますから、今後は図書館を有効活用しないとなと考えて、市立図書館、県立図書館の会員手続きだけは早々に済ませました。 ところがその後1年経とうとしていますが…
書きかけを数日前に誤ってアップしてしまいました。途中のものをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、これが完成版です。すみませんでした。 今日は歳を顧みず、青くさい話をします。毎年初夏を感じるこの時期になると、ある版画とそこに書かれた詩…
この日はどうしても出席しなければならない会議のために、一か月ぶりに都内に出掛けました。一か月前もこの会議のためでしたから、これ以外の用件では都内に足を踏み入れていなかったことになります。 一か月前はまだここまで事態が緊迫してはいませんでした…
表題の「宇宙英雄ペリーローダン」というSFシリーズをご存じですか?1961年にドイツで刊行された、SFとしては世界最長のシリーズで、第1巻の著者、KHシェールをはじめとした複数の草案作家の構想に沿って、多くの作家によりリレー形式で今もつな…
今回の新型コロナウイルスの爆発的拡大で、数年前にお世話になっている企業経営者から薦められて読んだ、ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」を思い出しました。その頃のベストセラーで、NHK等でも取り上げられましたから、読んだ方もいらっしゃ…
前回の記事で、自分のブログを随筆風にしていきたいと書きましたが、考えてみるとブログのジャンルに、エッセイブログというのがありますね?随筆とエッセイって同じでいいんでしょうか?それなら私の目指すところはエッセイブログ、ということになります。…
ロングスリーパー、ショートスリーパーという言葉がありますね。日本語だとそのものズバリ、長眠者、短眠者というそうです。 平均10時間以上寝ないといけない人をロングスリーパーと呼ぶのだそうで、そこまではいかないまでも、私もロングスリーパー傾向の…
昨年5月末の勤務終了を機に6月から始めたこのブログも、何とか年を越して2年目(実質8か月目ですが)を迎えました。 毎日が日曜日のような生活に区切りをつける、というのが始めた動機の一つでしたが、毎日更新するだけの覚悟はできず、当初は3日に1本…
公開初日、帚木蓬生原作の閉鎖病棟を見て来ました。正式には「閉鎖病棟 それぞれの朝」です。 参照:https://eiga.com/movie/90733/映画.com 原作はかなり前に読んでいて、前回太宰治の「人間失格」のときにこの映画の予告を見て、是非見たいと思っていまし…
表題の「青空文庫」というのを御存じですか? 著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館です。著作権保護期間はこれまで著者の死後50年とされていたのですが、2018年に発効したTPP11で70…
本の所有そのものにはこだわらないという事と、でもどんな本を読んでるかは誇示したい、というめんどくさい性質がある事。その結果として、経済的な面からも買うのは文庫本となっていたという事を前回の記事で書きました。 ベストセラーを読むには単行本で買…
小さい時から本を読むのが好きで、読書は趣味の中でもランキング上位に入るものだと思います。 スタートはやはり子供の頃与えてもらった絵本で、そこから児童書に進み、ということでした。色々読みだした中で最初の愛読書といえるものは何といっても、ジュー…