昔からSONYが好きで愛用してきました。
先日、10年来使っていたSONY製のテレビが壊れて買い換えることとなり、改めてそれを再認識しました。
電器屋に見に行った時には、今がSONYだから今度もSONY、位にしか思っておらず、とりあえずSONY製品を置いているコーナーに行って説明を聞いていたんですが、すぐにお店の人も家内も、他メーカー、特にPanasonic押しに変わっていきました。(販売員の人はPanasonicからの派遣のようでしたから当然ですが)確かに私にもPanasonicの製品のほうがウチのニーズには合っているし、モノも良さそうと思えたのですが、そこで結構SONYから他メーカーへの乗り換えに抵抗感があり、あ~そうなんだと思った次第です。まあ最終的には折れてPanasonic製となったんですが。
新型発売を控えていて、旧型となる直前という事もあってか、とても積極的な売り込み攻勢でした(笑)。
私が子供のころのSONYは、高度成長期の日本でも最先端の企業というイメージで、憧れがありました。当時私の中ではSONYとHONDAがこの代表格。しかしHONDAは企業への興味、経営者である本田宗一郎さん藤沢武夫さんへの興味が成長してからわいてきたものの、製品には何故かさほどの執着がなく、バイクはYAMAHA、クルマは三菱という感じでした。とは言えバイクも2台(CS92、DAX:これは一時期借りただけ)、クルマも2台(シティ、ステップワゴン)は乗りましたけど。
ウチの中での最初のSONY製品は多分トランジスタラジオですが、中学の時に買ってもらったオープンリールのテープレコーダーが自分個人の所有物としては最初です。
うろ覚えなのですが、語学練習用にヘッドセットが付いていて、テープの上半分に録音済みの英会話をヘッドホンで聞いて、それに続いてしゃべったものがテープの下半分に録音される、それを後で聞き比べる、といった仕組みだったと思います。何か今考えても当時としては画期的ですよね?ホントに当時こんな仕組みだったのか半信半疑な気もします。記憶があやふやなのは本来の英語勉強には使っていなかった証拠で、ただ付属のマイク付きヘッドセットがえらいカッコ良くて、それが私のSONY信仰の始まりだと思います。
その後、ステレオ(インテグレート100?というシステムコンポのさきがけ的コンパクトステレオ)、大学時代バイトして買ったトリニトロンカラーTV、ラジカセ(デンスケシリーズが欲しかったけど買えなかった)、ベータ式VTR、ウォークマン(カセット、CD、MD、メモリー式)、8mmビデオ、デジカメ(Cyber-Shot)、パソコン(VAIO)、液晶TV(BRAVIA)、ブルーレイレコーダー、歴代プレステ、スマホ(SONYエリクソンからXPERIA)等々色々買いました。
ネットには当時のSONY製品の画像が山のように出て来ますが、記憶があやふやなため、探し出してこれと特定する気力もなく、あきらめました。
今も手元にはSONYマークがそれなりにありましたので、それらの写真を載せます。本当は昔の画像も見つけたかったですが。
手持ちの中でもVAIOのPCはそろそろ危ない感じになってきており、SONY製品がまた減ってしまいそうです。次にまたVAIOを買ったとしてもSONYブランドはついてないですもんね。
製品は良いのに、いつもPanasonic(当時は松下電器National)に負けてて、特にベータでは大敗北でした。いちファンとして、流行を自ら作り出していく存在だったSONYを懐かしく思いますし、またその時代が来ることを期待しています。