先日東京オリンピックの記事を書きましたが、タイミングよく両国の江戸東京博物館で、「江戸のスポーツと東京オリンピック展」という特別展示をやっていましたので、平日は当然仕事である長男は除き、家族で見てきました。春先に、上京した友人夫妻を案内して来てますので、江戸東京博物館自体に来るのは半年ぶりですが、平日は空いてていいですね。
ご存じの方も多いでしょうが、両国駅前の国技館隣にある、この江戸東京博物館は高床式の倉をイメージしたとても特徴的な迫力ある建物で、この造形に賛否両論あるそうです。私は嫌いではないですが、そうだろうなとは感じます。
NHKの大河ドラマ「いだてん」、これも賛否両論あり、特に否のほうが多くて視聴率も苦戦していますが、私は毎週見ていますので、金栗四三や天狗党の三島弥彦が登場する明治以降のスポーツ史は興味深かったです。
そしてここからは自分の記憶にもある1964年の東京オリンピックですが、パラリンピックが、この時ローマ大会に次ぐ第2回目の開催であったことは初めて知りました。
国際ストーク・マンデビル競技大会として、イギリスのストーク・マンデビル病院で、負傷した兵士のリハビリ目的で行われた競技大会が拡大し、パラリンピックの起源とされるのだそうです。
続いて常設部分の、江戸から現代にいたる歴史、生活文化の展示です。精巧な模型、ジオラマが何度見ても興味深いです。
昼過ぎから出かけましたので、最後は駆け足になってしまいました。じっくり音声ガイド等使いながら見学するなら、半日でも足りないでしょうが、いつもこんな感じなので、一度は最初から最後までじっくり見てみたいものです。
学校の歴史の授業が、古代から近代にかけて時間を使いすぎて現代史がおろそかになる、というのと似てる気がしました。であればこの展示も、現代から逆引きで見ていくのも一つの手かも知れません。
見学後は、仕事終わりの長男も合流して新橋の中華料理店で友人家族と会食です。
暑い中出かけましたが、帰りには心地よい風も出ていて、充実した一日になりました。