浅草サンバカーニバルをはじめてのぞいてきました。
行列・人混みが苦手なのでこの手のものには疎いのですが、どちらかというと神田やぶそばでそばを食べた後に、近くなので寄ってみた、というほうが正しいです。
まずは神田やぶそばです。
11時半の開店直後に到着しましたので、待つことなくすぐに入店できました。それでも先客が4~5組いらっしゃいましたが。
考えてみれば、去年のちょうど今頃、免許取りたての娘の運転で、助手席でドキドキしながらやはりやぶそばに来ていました。約1年振りの訪問です。
ご存じの方も多いでしょうが、火事になる前の店舗は、加山雄三さんの若大将シリーズで、加山さんの実家であるすき焼き屋「田能久」のロケ地となっていた店だそうです。
私はせいろそば、ここでは「せいろうそば」が正しいのかな?と天たね、で我慢するつもりでしたが、せいろ1枚追加してしまいました。量は少ないです。
家族は思い思いに、おかめだの卵とじだのを注文です。
我々が注文している間にも続々とお客さんが入店して、あっという間にほぼ満席となりました。お客さんを迎える「いらっしゃい~」という独特な挨拶。女将さんの「せいろう1枚~」というこれまた独特な注文の読み上げが飛び交って、一気に店内が活気づきます。この雰囲気は好きです。
食べ終わって、向かいにあるショパンといういかにも昭和レトロな喫茶店に入ろうとしたのですが、あいにくの休み。隣の台湾タピオカ屋は大繁盛でした。
そこから浅草に向かいましたが、会場周辺は予想通りの混雑でしたので、ちょっと離れた浅草ビューホテルの地下に車を入れ、サンバカーニバルをのぞきに行きました。
ここらで天気が良くなり日が差してきたのですが、今日は要らないだろうと帽子を置いてきてしまったので、目についた商店街の帽子屋でカンカン帽購入です。
長くは見物しませんでしたので良くはわかりませんが、皆さん本当に楽しそうで、比較的高年齢の方も多く、とてもいい笑顔でした。浅草とサンバってどうなの?と正直思ってましたが、意外と浅草の街にサンバのリズムが溶け込んでいるようにも思えました。この暑い夏のさなかに、踊り手も観客も汗だくで、というのがいいのかも知れませんね。
会場以外でも、露出度の高いサンバ衣装で闊歩している女性が多く、ちょっとドキドキします。
ガチでポジション確保してカメラを構えている人が大勢いる中、ふらっと立ち寄っただけでは当然写真撮影のポジションは確保できず、いい写真は撮れませんでした。
でもわずかの見物でしたが十分満足して、浅草寺近くのこれも昭和レトロな喫茶店で一休みしてから帰宅しました。