出張することがなくなると関東圏を出ることも少なくなりますが、ちょっとだけ関東圏を出て何年振りかの浜松に行ってきました。
14時半に家を出て23時半に帰宅、という遅番勤務でしたが、天気も良く夕方の富士山もてっぺん付近だけではありましたが見ることができて、旅気分でした。
浜松に着いたのが17時半、用件は19時からですので腹ごしらえの時間は十分あります。というより元々そのつもりで時間設定しているのであたりまえです。
浜松と言えばやはりうなぎでしょう、ということなんですが知っているところがある訳ではなく、浜松駅近くで検索して、一番近くて食べログ等の評価もそこそこの店に、あまり迷うこともなく決定です。
浜松駅の南口正面、一番目立つところにあった「八百徳 駅南店」です。明治42年創業!と大きく書かれていて、それだけでありがたい気が、、。
お飲み物は?と聞かれますが、元々いける口ではなく、この後は仕事でもありますので、当然お茶です。まわりは皆さんどんどんいってますが。
メニューにはうな重、うな丼ありどちらも同じ値段です。私はうな重のほうがうな丼より高級と思っていたのですが、聞いてみるとうな重はお重、うな丼は丼に入っていますとの至極当然のお答え。中身はと聞くと全く同じだそうで、それなら自分が高級だと感じるほうにしようとうな重を注文しました。
うなぎは柔らかく、甘すぎないたれでぱくぱくいけます。柔らかいということは関東風なんですかね?
浜松は関西と関東の食文化が混ざり合う土地柄で、うなぎも蒸さずにパリッと焼き上げる関西風と、蒸してふっくら柔らかく焼き上げる関東風のどちらもあると聞いたことがあります。
食べ終わって、約束の場所も浜松駅近くでしたから歩いて向かっていると、この日はラグビーワールドカップのスコットランド対ロシア戦を、同じ静岡県内の袋井市でやっていて、浜松駅前でもパブリックビューイング実施中でした。用件が終わって帰る時がパブリックビューイングの終了とちょうど重なり、どっと人が出てきました。帰りの新幹線でも観戦帰りの人が多かったですが、スコットランドサポーターは圧勝の余韻かとても元気で、ロシアサポーターは殆ど目立ちませんでした。新幹線組は浜松のパブリックビューイングではなく、袋井の競技場に実際に行っていた人たちだと思います。
帰りに駅で、やはり浜松名物の餃子をお土産に購入です。
自分はうなぎを食べて、家族には餃子というのはバランス悪いですが、実はウチの家内はうなぎ、アナゴが得意ではないので、これでいいのです。
子供たちは好きなのですが、食生活を統括するのは家内ですので、ウチでうなぎが食卓に上ることはまずありませんし、うなぎ屋に行くこともありません。唯一、土用の丑の日だけは持ち帰りのうなぎ弁当を食べられる日です。
なので私だけがうなぎを食べたことはやはり内緒です。