出身地である四国の古~い友人たちと、四国カルストを一緒に走ろうという話が持ち上がり、11月初旬の実行へ向け、陸送してもらうために愛車R1200Rを業者さんに持ち込んできました。
せっかくなので、その後友人と別れ、中国、近畿と回ってこようかと思っていますが、軟弱ですから天候次第でやめるかもしれません。
とはいえこのツーリングは、65歳にして初めての地元小学校の同窓会(同期会)にあわせて実行しようとしているものですから、天候に関わらず帰省そのものは中止にはなりません。
陸送をお願いしたのは、BAS(ビーエーエス)というバイクオークションが本業の会社で、オークション車両の陸送ルートに乗せて、全国くまなく送ってくれます。ドアツードアの配送も、デポからデポへの配送も可能ですが、勿論デポに持ち込むのが一番安上がりです。
2年前の北海道ツーリングでも、最寄りのデポから苫小牧デポまで送ってもらいました。トップケース、パニアケース、シートバッグ、タンクバッグもきちんと取りつけさえしていれば中身を積んだままで送ってくれます。引き取り日の2~3週間前に持ち込まなくてはいけないのがやや大変(下着や、Tシャツ等大量に積み込んだので日常生活で困った・・)でしたが、当日はリュック一つかついで飛行機で札幌まで行けば、JRで苫小牧デポまではすぐでした。
北海道、九州の時はシートバッグまでつけてフル装備でしたが、今回はシートバッグは使わなくても大丈夫そうです。ツーリング中必要になるものはあらかた積載し、デポ持ち込みの際に着用していたヘルメットやグローブもトップケースの隙間に押し込んで送ってもらいました。
奥の方には輸送を待つバイクが沢山集まっています。引き受けにあたって車体のキズ等を相互確認し、料金を支払ってほんの10分程度で終了です。
ハンドルロックさえ解除しておけば、キーは渡す必要もなく、ケース類もカギをかけた状態のままで大丈夫です。私は当日キーを持参し忘れたなどという悲惨なことにならないように、キーも預かってもらいました。そんな人も多いみたいです。
パニアケースには過去参加したSSTR(サンライズサンセットツーリングラリー)のステッカーをベタベタ貼ってますが、立ちゴケなどでこすった跡を隠すために貼ってみたら、旅慣れた人のスーツケースみたいになって面白くて、調子に乗って全部貼りました。写真で見るとセンス悪いですね。帰ってきたら剥がそうかな。
前々回の北海道ツーリングでは、往復とも大洗~苫小牧のフェリーを使い、これはこれで旅情があっていいんですが、手軽なのは断然陸送ですね。
陸送の場合は、四国までの陸送代2万円弱に加え、本人の移動料金が別途かかる訳ですが、よく使っているLCCジェットスターが成田から就航していて、うまくチケットが買えれば1万円弱で行けますので合計でも2万円台で十分おさまります。
他の方法として東京から徳島までの東九フェリーを使うことも可能です。バイク含め2万円半ばですが、ゆっくりしようと個室を使えば3万円弱、更に長時間乗りますのでその間の食事代等含めれば、3~4万円は必要になります。3年前の四国・九州ツーリングの際は、往路は東京⇒徳島、復路は北九州⇒東京で利用しました。
また体力的にはきついですが四国まで自走という手も勿論あります。最寄りの高速ICから四国側の最寄りICまで約730kmで、高速料金が14000円強、私のバイクで高速を巡航すればリッター25kmはいくでしょうが、ハイオク仕様ですので燃料費が4000円強はかかって、合計2万円弱。こちらも食事代等は当然必要で、力尽きて途中宿泊とでもなれば一番疲れてしかも一番高コストともなりかねません。
等々勘案し、今回は陸送という方法に決定しました。
最初にお天気次第という事を書きましたが、今回の主目的である四国カルスト同窓会ツーリングすら、悪天候の場合はクルマにチェンジも考えている軟弱プランですので、最悪一度も乗らずに坂出デポからそのまま返送、という事態もあり得ますし、帰路は徳島まで走って東九フェリーで旅気分だけ味わって帰るということも考えられます。なんせご老人のツーリングですから。
天候に恵まれれば、愛媛から広島に渡り、山口、島根、鳥取と山陰を走って、紀伊半島を和歌山まで南下し、三重県から愛知県に抜けて東海道をぼちぼち帰ってくる、という欲張った計画ですがさてどうなることやら。
台風や豪雨に見舞われているとはいえ、絶好のツーリングシーズンの今、2週間以上バイクを預けるのですから、是非晴れて欲しいものです。一度くらいは行きたいと考えていたキャンプツーリングも、考えていた道志川あたりのキャンプ場に相当被害が出ているようで、今季は見送りですかね。
では四国からスタートできれば、その段階で改めて投稿します。