シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

老猫ロクの歯が抜けました

御年85歳の我が家の愛猫ロクの犬歯が抜けました。猫なのに犬歯というのは釈然としませんが、猫歯と言っても通じませんしね。

猫も歳と共に歯は悪くなるもののようで、これまで4本の犬歯の内3本は抜け落ちており1本残るだけだったのが、今回全て無くなりました。抜けた犬歯の写真もありますがあまりきれいなものでもなく(寄る年波で歯が黄ばんでいる、、)これは自粛。

めっきり涼しくなってきて、最近の彼女の昼寝の場所は押し入れに移っています。ある日の朝、ご飯も食べ終わり機嫌よく押し入れに入って行って昼寝の態勢に入ったのですが、急に「ヒャッ」というような声をあげたかと思うと駆けだしてきました。家内曰くよだれのようなものを垂らして、口元を手で拭うしぐさをしながら、別の部屋のクローゼットの方に走っていったと。そのクローゼットは彼女が怖い目にあったときなどに逃げ込むシェルターみたいなところなんです。

歯が抜け落ちた今になって考えれば、歯が痛むような仕草は以前からしており、抜けるのは時間の問題だと考えていましたので、寝ていて何かの拍子に痛む歯に力がかかって抜けそうになった⇒痛さに驚いて飛び起き、口元を触りながら安全な場所に逃げて行った(誰かに危害を加えられたと思った?)。ということで話のつじつまは合うのですが、その時は我々は歯にまで気が回らず、よだれを垂らすというのは何かの病気なんじゃないかとまず思ってしまったわけです。。

その後もクローゼットから全く姿を見せず、昼頃になって尻尾を巻いて腰の引けた状態で周囲をうかがいながら出てきたと思ったら、何かに驚いてまた駆け戻ってしばらく隠れたまま。夕方まで何回かこれを繰り返し、食事も水もとらず、トイレにもいきません。
数年前にも、全く食事をしなくなって足腰がふらつき、はた目にも急に衰えてきてこれはまずいんじゃないかとまで考えた時がありましたが、その時にも今回と同じような行動をとっていましたし、歳が歳なので、悪い連想ばかりが膨らみました。先日の投稿の通り、数日後には家内と娘がしばらく家を空けるタイミングでもありましたので、最悪今回の旅行はキャンセルするか?とまで話がすすんで、とりあえず明日は獣医さんに連れて行こうということになりました。

その日は、クローゼットから様子をうかがうように出てきたときに、何か食べさせようと思って鼻先に差し出しても全く食べようともしませんので、思いついて夕方帰宅途中の娘に「チ〇オチュール」をいくつか買ってきてと頼みました。

私はその夜娘と入れ違いで出かける用件があったのですが、その用件中に何件ものLINEが入ってきました。ドキドキしながらそっと開けてみると、ハートマークがいっぱいついていて、それだけでほっと一安心です。

内容はというと、お腹は空いていたらしく、食べたことのない「チ〇オチュール」の匂いに惹かれて食べ始めたところ、思いのほかおいしかったようで、がっついて食べて、そのあと口元を拭うような仕草をしたと思ったら、犬歯がポロっと落ちたのだそうです。そしてそのとたんにそれまでが嘘のように元気になり、水も飲みトイレにも行ってくつろぎ始めたと。やっぱり歯が痛かったんですかね?

その後はすっかりいつもの彼女に戻り、娘のベッドを占領し、普段は抱かれようとしないのに抱かれても嫌がりません。現金なものですが、我々もほっと一安心で、家内たちも無事旅行に行けました。

もう少し一緒に暮らしたいですからねえ。

 

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