今日は熊野市のホテルを出発し、伊勢神宮参拝をして、青山高原道路、鳥羽パールラインという三重県の絶景道を走り、伊勢湾フェリーで伊良湖に渡る予定です。
まずは、津と伊賀の間にある青山高原道路を目指します。朝のラッシュ時間でしたが、道路は整備されていてクルマは多いものの流れはスムーズです。途中から県庁所在地である津とは違う方向を目指しましたので、そこからはクルマもぐっと少なく走りやすかったです。
青山高原道路は、視界が開けたところは本当に絶景で、気持ちの良い道路でした。
そこから山を下り、松坂を通り過ぎて伊勢に向かいます。
まずは伊勢神宮外宮です。正式名称は豊受大神宮、お米を始め衣食住の恵みを与える産業の守護神だそうで、確かにスーツ姿の企業人らしき人たちの姿も多く見受けられました。5枚目の空き地の写真は、御遷宮の用地だと思うのですが、違うかな?
そして外宮から4~5kmのところにある内宮に向かいます。
内宮の正式名称は皇大神宮で御祭神は天照大神、皇室の御祖神です。
前日は熊野三山、この日は伊勢神宮、そして10月には阿蘇神社、高千穂神社、天岩戸神社とここのところ有名な神社に数多く回っています。こうなってみると今回行けなかった出雲大社にも行っておきたかったという気になってきました。前々日は高野山を回っていたわけで、何か信仰の旅のようです。無宗教なんですが、、。
帰宅してから、天皇皇后両陛下が即位のご報告に伊勢神宮参拝されているというニュースがあり、数日前のことですが、見て回ったことを懐かしく思い出しました。
参拝を終え、おはらい町、おかげ横丁を目指します。平日にもかかわらず結構な人出です。目的は伊勢うどんを食べること。讃岐うどんとは全く違う種類のうどんですから一度は食べて見たかったのです。
おかげ横丁にある、「ふくすけ」という人気店で伊勢うどんを頼みました。食券が古風な木札です。現れた伊勢うどんは中々の外見で、ぶっとい麺と真っ黒なかけ汁で讃岐人はすでに引き気味です。混ぜるとさらに強烈に。
食べてみての感想は、「これはこれであり」です。同じうどんとはいっても讃岐うどんとはそばとラーメンくらい違うもので、そう思って食べればとてもおいしいです。太いもちもちの麺はコシを求める讃岐うどんより博多うどんに近いと思います。真っ黒いツユもみかけほどしょっぱくはなく出汁がきいていておいしいです。ぶっかけうどんの仲間ですね。
そこから鳥羽パールラインという、これも三重県の絶景道を走り、鳥羽港から伊勢湾フェリーで伊良湖に渡ります。
伊良湖では前日に予約した「観光ホテルたかのや」にお世話になりましたが、当日の宿泊は私だけ。先代の御主人、おかみさん、お孫さんがロビーでいて、家族の一員のような雰囲気で迎えていただきました。料理もとてもおいしかったです。
大きな渡り蟹、フグの薄造り、刺身盛り合わせ、煮魚、牛鍋等々この料金でいいのかなというほどのものを出していただき満腹になりました。
大浴場も私一人の為に終夜沸かしていただき有難かったです。