シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

令和2年、初日の出と初詣

令和となって初めての年明けです。

我が家の元日は、家族揃ってまず外房の海岸に初日の出を拝みに行き、そこから成田山新勝寺へ初詣、というのが恒例になっています。かれこれ15年くらい続けている習慣ですが、今年は残念ながら日の出時刻の九十九里は下の写真の通り雲に覆われていて、水平線からの初日の出は拝めませんでした。

 

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この日の出時刻に合わせて早朝4時位には出発しますので、年越しそばを食べて、NHKの「ゆく年くる年」を見てから寝ると2~3時間くらいしか寝られません。毎年寝不足でスタートです。

 

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年が改まるのと同時に初詣をしてそこから初日の出を待つ、というのが本来の順番なんでしょうが、そうするなら大晦日から元日にかけては夜明かしということになり、ちょっとそこまでの気力・体力の持ち合わせはありませんでした。今のスタイルが私の限界です。

元々は、除夜の鐘が鳴る頃に家を出て近所の氏神様へ歩いて行く、というのが初詣で、
門松や正月飾りで各家庭に歳神様をお迎えして、その地域の一族の神である氏神様へお詣りするという風習だったのが、恵方詣りという形で遠方の社寺にお詣りするようになり、徐々に今のような有名な神社やお寺に人が集まるようになったのだそうです。

子供たちは、中学生くらいになると、友達から大晦日から元日の夜明かしイベントへの誘いも受けていたようですが、成人となった今まで正月はこの家族イベントを優先してくれています。親孝行な子供です。

ここで初詣として神社やお寺にお詣り、となっていますが、私はずっと初詣は神社にするものだと思っていました。しかし、神様仏様を分離して考えるようになったのは明治の神仏分離令以降で、それ以前は多くの神様仏様を区別なく信仰の対象とする神仏習合の状態でしたから、信仰上の理由がない限りどこへお詣りしてもいいのだそうです。ですからお寺である成田山新勝寺で問題ない訳です。
また関連知識として、お寺には「参る」、神社には「詣る」という字を使うのが正しいそうです。

成田山新勝寺は明治神宮、川崎大師と並んで、関東でも有数の初詣客を集める寺院であり、大晦日から元旦へかけての人出は大変なものですから、人混み、行列嫌いの私としてはその時間帯の成田山へは寄り付きたくないのも本心です。
朝6時50分頃の初日の出を九十九里の海岸で拝んでから、途中眠気覚ましの休憩をしながらゆっくり向かって、9時頃には成田山に到着します。その頃になると初詣の第一波は引いていて、比較的ゆったりと参拝できるのです。そして我々が引き上げる昼前になって、元日の朝をお節やお雑煮を食べながらゆっくり過ごしたご家族が参詣に来始めてまた人が多くなってきます。ちょうど元日の人出の空白時間帯に参詣していることになります。これまで一度も入場規制されたことはありません。

 

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成田山に着くころには写真のような上天気になっており、寒くはあるものの、穏やかな元日の一日でした。

昼前に成田山を引き上げ、帰路にある家内の実家に立ち寄るのも恒例です。
ここで義母が用意してくれているお節やお餅を食べてから、しばらく全員が昼寝(寝不足ですので、、)。起きたらまた用意された夕食を食べて帰ってくるという、安楽な我が家のお正月が完結します。

 

 

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