シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

マンション大規模修繕工事が中断

 

3月中旬から自宅マンションの2回目の大規模修繕工事が始まっていました。
まずは足場を組むところから始まりましたが、多くの駐車場は足場が組まれている期間中は使用不能となります。それに先立ち現場事務所の設置場所として、ウチの駐車エリアがまず立ち退きとなり、真っ先に近隣の民間駐車場に移りました。これまでは屋内で雨でも濡れることはなかったので当分不便になりますが、これは仕方ありません。そういえば十数年前の1回目の大規模修繕工事の際も同様に近隣の駐車場にクルマを移動させていたのですが、その間に車上荒らしにあったことを思い出しました。今回はそことは別の駐車場で、駅への動線上にあって人通りもそれなりにありますので大丈夫とは思いますが、心配は心配です。

 

ところが工事開始後しばらく経ち、足場組み立てや下地処理(?)が本格化した4月初め、ある大手ゼネコンの現場作業員の方がコロナ感染で亡くなり、この会社では進行中の工事を全面的に中断という決断をしました。多くの建設会社が一斉にこれに追随し、当マンションの工事を請け負っている会社も同様に工事中断するという申し入れを、マンションの管理会社、管理組合にしてきました。申し入れとはいってもほぼ通達のようなもので、仕掛中の工事が放置状態になることや、工事期間が延長されることによる工費アップへの懸念がありましたので、管理組合が組織する修繕委員会では中止決定の可否も含め交渉しようとしたそうですが、話し合いの余地はなかったようです。

 

確かに、コストアップや工期の延長等、不安・不満はありますが、作業員の方と住民との相互感染リスクも当然考えられますから、この決断はやむを得ないでしょうね。

 

結果、着工から3週間余りで工事は全面中断となり、途中まで組まれた足場や補修個所を示すガムテープの目印がベタベタ貼られた外観はそのまま放置状態です。足場があるという事は、ベランダまで下から上がって来ることができる訳で防犯上も心配ですが、足場エリアは、施錠済みの出入り口からしか入れない構造となっており、工事中断中も警備会社による24時間監視は継続するので大丈夫だとの説明でした。

 

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御覧の通り、ベランダ前にもガッチリ足場が組まれていますので日差しも届きにくく、圧迫感はやはり相当なものです。家内は洗濯物を干すこともためらっていて、ちょうど買い替えたばかりの衣類乾燥機がフル稼働しています。
当初の予定では工事完了は7月中旬でしたが、今時点で既に1か月弱の中断ですから、少なくとも8月中旬以降までこの状態が続きそうです。やむを得ないこととは言え、ズルズル続いていくのは勘弁して欲しいものです。

 

またウチのマンションは数年前にハトによる鳥害に悩まされ、色々試したのち、全面を防鳥ネットで覆うという工事をしていました。今回の修繕工事で当然そのネットは取り外している訳ですが、修繕工事中断から数週間経って、再びハトの気配がしてきました。写真ではわかりにくいですが足場の外側はネットで覆っています。それにも関わらず、どこか隙間を見つけたみたいです。
防鳥ネットを設置した業者によると、ハトは学習能力が高いので、数年間防鳥ネットを張り続ければ、もうあそこは無理だと判断して、防鳥ネットをはずしても寄り付かない、とのことでした。
それを聞いていたので、今回の修繕工事の完了後に防鳥ネットの再設置は必要ない、という雰囲気で進んでいたのですが、この状態では再設置止む無しという感じですね。

 

現在、多くの現場で工事は中断しているようですが、周辺でもウチと同規模のマンションなのに修繕工事が中断せず続いているところもありますし、戸建て住宅のリフォームや新築工事にはあまり影響ないように見えます。自粛要請を受けての中断ではなく、各社判断でという事なんでしょうか?ウチのマンションの請負会社もそれなりに名の通った大手ですから、風評リスクも勘案して中断を決めたのでしょうね。
ともあれ一日も早く感染が終息し、工事が完了することを願います。足場が取り払われてベランダからの視界が戻り、暗い部屋が明るくなって欲しいです。

 

 

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