当初5月23、24日で実施予定だった、SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、新型コロナの影響で延期となり、10月24、25日が新しい日程に設定されています。
一時は新型コロナも終息の気配で秋には大丈夫だろうと思っていたのですが、また拡大傾向となっていますので、開催できるのか心配になり、SSTRのホームページを見てみました。
すると直近の7月20日にも、輪島会場、和倉温泉会場での繰り上げエントリーの受付を実施し、すでにそれも満員締め切りとなっていました。開催者、参加者共に現時点でもやる気満々、ということですね。
このSSTRのゴールは石川県羽咋市にある千里浜なぎさドライブウェイなのですが、年々参加者が増加し、今年は5000台を超えるバイクが集結するまでの規模になり、千里浜に加えて、輪島、和倉温泉にもゴールが設定されています。
石川県も、一時医療機関でクラスターが発生して感染拡大が危惧されていましたから、受け入れには慎重にならざるを得ないでしょうし、石川県知事は、一度東京からの観光客大歓迎と発言して謝罪に追い込まれたり、その後もマスク業者にとってはこの世の春、みたいな発言でまたまた炎上したりのお騒がせ知事ですから、尚更これ以上批判を浴びることはしたくないんじゃないかと思います。
一方で同じ10月25日に開催を予定していた金沢マラソンは、5月の時点で早々に中止を決定。第二派とも思われる感染拡大が始まった今となっては、先見の明があったということになるかも知れません。
私はこのSSTRには過去3回、前職の職場の後輩たちと参加しています。初年度は甘く考えていてゴール地点周辺の宿が全く取れず、ゴール後に和倉温泉まで行って泊りました。和倉温泉自体はとても良かったのですが、ゴール地点での完走登録手続きや各種イベントの見学をした後更に移動するのは結構億劫で、翌年からは同行メンバーにゴール地点そばの宿を押さえてもらっていました。
今年もその手はずだったのですが、その施設が秋以降は外部の宿泊予約を受けないことになり、10月のSSTRは近隣の宿泊施設が運営するキャンプ場でテント泊ということになっています。
バイクはそもそも他人との接触はほぼありません。食事や給油の際に気を付けてさえいれば、感染リスクはとても低い移動手段ですし、更にテント泊となれば我々自身は大丈夫なのでは?と思えます。
ただ問題は、戸外とはいえ5000人規模で集まる千里浜でのイベントでの感染リスクと、そこから参加者が各宿泊施設に散らばった時の対応でしょうね。5000台規模のバイクをスムーズに誘導するためのスタッフも相当人数が動いていましたし、地元の人にしてみたら勘弁してくれと当然思うでしょう。
我々のグループは5人で、名古屋組が3人、関東組が2人ですが、各々個別に行動して、昼食時に岐阜の高山にある「国八食堂」に集合するという、ソロツーリングみたいな参加方式です。
ですからもし中止になったら、キャンプ場の予約はそのままにしといてプライベートなキャンプツーリングとして千里浜に集まろうか?という相談も始めたところです。勿論新型コロナが終息し、無事SSTRが開催できることが一番なんですが。