歯医者の話に続いて、新年健康ネタ第2弾です。
その前に歯医者の続報ですが、元日に取れた奥歯の詰め物は今日1月8日になってようやく埋めてもらいました。この歯医者さんは毎年1月6日まで正月休みらしいのですが、今年は翌7日が木曜日で、これまた定例の休診日となっており、今日が2021年の診療開始日でした。9時半の受付開始を待ちかねて電話を入れたところ、不自由でしょうからと優先してすぐ診てもらえることになりました。一週間むき出しの奥歯は不安でしたので有難かったです。
さて標題の人間ドックのことですが、新年健康ネタとはいっても受診は昨年末です。
私は毎年1回都内の大学病院で人間ドックを受診しており、これは勤務先の健康保険組合の施策として人間ドック受診の補助が出ていたこともあって、毎年家内と受けていたものです。
昨年既に退職していますので、その健康保険組合も脱退しているのですが、家内とも相談して今後しばらくは自費で受診することにしたものです。前勤務先の健康保険組合では30歳、35歳の節目年齢と40歳以降の毎年、人間ドックの補助が出ていました。当初は指定医療機関であれば全額負担してくれていたのですが、健保財政は徐々に厳しくなり、途中からは一部自己負担も発生するようになりました。個人としては辛いところですが、健保運営にも関わる立場でしたので文句は言えませんでした。実際どこの健保組合も高齢者医療への負担が重く、どんどん財政は悪化して、解散する組合も続出でした。
このご時世ですから受診に先立ってPCR検査を受け、陰性が確認された後に改めて病院に向かいます。1日で腹部超音波やCT、胃カメラ等を実施し、大腸の内視鏡はまた後日なのですが、胃と腸の内視鏡を同時にすることは体への負担が大きいので基本的に同日実施はしない方針のようです。
大腸内視鏡を残して初日のメニューが終わったところで、医師からそこまでの検査の所見説明があるのですが、そこで思わぬ結果を聞かされちょっと動揺しました。
この巣籠り状態で、運動もせず食べることも節制していない自覚はありましたし、体重も確実に増えていますので、脂質やコレステロール、血糖の値が悪くなっていることは覚悟していて、それはやっぱりその通りでした。
それもそれで結構な悪化だったのですが、それよりも動揺した原因は、膵臓に何か嚢胞的なものが写っていますね、と言われたことでした。まだ腫瘍とも良性とも悪性とも判らないということでしたが、膵臓イコール治らないみたいなイメージがあってドキドキしてしまいました。CTではなく超音波で見つけたものらしく、正確に調べるためにMRIを受けてもらいましょうと言われ、嫌も応もありません。即先生の方から予約を入れてくれて、10日程後に検査を受け、年も押し詰まった頃結果が判明しました。
結論から言うと「何もなかった」ということで一安心だったのですが、私の膵臓は曲がっているところにへこみがあって、それが恐らく超音波では嚢胞的なものと見えていたのではないか?ということでした。
PCR検査の結果待ちもドキドキしましたが、またもさらに大きな不安を抱えながら年の瀬の2週間くらいを過すことになった訳です。人騒がせな!という気がしなくもありませんが、考えてみれば病気の早期発見の為に人間ドックを受けているのですから、疑わしきは調べるという姿勢が正しいのは言うまでもありません。大丈夫だろうという思い込みで見過ごされてしまうよりは100倍マシですから、何もなかったことを感謝しつつ新年を迎えることとしました。まだ若い皆さんも、健診は是非受け続けることをお勧めします。