時々前を通る中古車センターに、しばらく前からこんなクルマが展示されています。
この日は家内の運転で助手席でしたので、信号待ちの間に撮影。
私は車種すらわからなかったのですが、スズキの販売店であることと、隣のオリジナル車を頼りに判別しました。
スズキのツインという車種の、カーズ(ピクサーの、クルマを擬人化した映画)仕様、らしいです。確かにカーズに出てくるクルマのキャラクターのイメージそのままですね。可愛いといえば可愛いですし、子供たちにはウケそうですが、私にはむしろ怖いですね。夜こいつが駐車場で待ってる姿は余り想像したくないです。
これはスマイルバンパーというもののようで、ネットで調べると他にも色々出てきました。結構なお値段で30万円近くしますが、買う人いるんでしょうか?少なくとも私は始めて見ました。
これはある方が合成した写真で実物ではありませんが、86のこの顔はホントに怖いです。夜後ろから迫ってこられたら絶対先を譲ってしまいます。
まあこれは極端な例ですが、クルマやバイクを買ったら、カスタムとまではいかなくても自分なりに手を入れたくなる方と、オリジナルのままを保って乗る方にわかれますよね?
本当に走るのが好きな人、メカに自信がある人にはカスタム派が多く、乗れればいいという人にはオリジナル派が多いのだろうと思いますが、私はメカには自信がなく走り屋でもなかったですから、バイクもクルマもほぼオリジナルで乗っていました。
高校の頃バイクに乗り出した頃は、それ以前に、始終金欠でバイクを維持するだけで精一杯でしたので、カスタムは頭にもありませんでした。大人になってリターンしてからも、ウインドシールドやトップケース、パニアケースを取り付けるといったことだけで、足回りやエンジン等に手を付けた事はありません。唯一、今のR1200Rのマフラーを純正オプションのアクラポビッチに替えたことくらいですね。
クルマも同様で、若い頃もタイヤとホイールを社外品に替え、オーディオを取り換えるといったことくらいしかしていませんでした。当時メーカー標準装備のタイヤ、ホイールはスポーティな車種でも貧弱な細いタイヤと鉄のホイールというものが多くて、これはちょっと情けなかったので、幅広のタイヤとアルミホイールに交換するのが常でした。
カーオーディオについても、当時の標準装備はカーラジオと安っぽいカセットデッキという程度ですから、これも社外品に交換していました。
まだカーナビなど無い時代ですから、カセットデッキにFM・AMラジオが付いたもので、カロッツェリア(パイオニア)、ケンウッド、アルパイン等が人気。スピーカーはダイヤトーン(三菱電機)等こだわっている人が多かったですね。私もカロッツェリアにダイヤトーンのスピーカーを付けていました。カセットデッキは当然カセットテープを再生する訳ですから、市販のミュージックテープ(今でいうCD)を何十本も車内に積んでいました。でもCDと違って磁気テープですから、真夏の暑い車内に放置しているとテープが伸びて使い物にならなくなるんですよね。当時を知る方にはよくわかる話だと思います。
また最近のクルマは、純正のタイヤ・ホイールもちゃんとしたものが付くようになりましたし、オーディオもナビ付で十分なものが標準となっていますから、全く手を加えることはしなくなりましたね。クルマが楽しみの道具から日常の足となったことも大きいのでしょうが。