シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ヒュンダイ「PONY」のプラモデル買ってみました。

 

製作は一向に進まないのに、新しいプラモデルばかり増えていて困ったものです。
最近では、昔の親父の愛車「スバル360」と、歴代の愛車の中で一番愛着のある「三菱ランサーEXターボ」が加わっていたのですが、これもまだ製作にかかる目処は立っていません。
愛車だったランサーターボ、通称ランタボは実際には前期型で、インタークーラーが付いていないタイプだったのですが、それはどこをさがしてもラインアップされておらず、この後期型インタークーラー付きで手を打ちました。

 

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そんな中、先日また、韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車(ヒュンダイ)のかつての名車「PONY(ポニー)」を買ってしまいました。届いてみてビックリ、韓国製のプラモデルでした。考えてみれば韓国製のクルマですし、韓国のプラモデルメーカーで何ら不思議はないのですが、何だかプラモデルというと日本の専売特許みたいな思い込みがあったのは確かです。箱に描かれているコンパニオンの女性のフィギュアまで付いていますし、部品をざっと見てみても良くできている感じはします。こればかりは作ってみないとわかりませんが。

 

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なぜこのPONYを買おうと思ったのかというと、以前このブログでも書いたのですが、私は1970年代終わりから1980年代初めにかけて韓国に駐在していたことがあり、当時の韓国国内市場を席巻していた(というかほぼ独占状態だった)のがこのPONYで、プラモデル販売サイトでこのPONYの箱を見たとき、一目でああ懐かしい!!と思って即ポチってしまったのです。この箱写真は載っていたはずですから、よく見るとハングルで商品説明がされているのも判ったはずなのですが、そこまで見ていませんでした。

 

www.boon-senior.com

 

当時のヒュンダイ(現代)自動車は、まだ今のような有力メーカーには育っておらず、(ほぼ唯一の)看板車であるこのPONYも、日本の三菱自動車の技術協力、ノウハウ提供によってできたクルマで、初代のランサーを基にしていました。ただデザインはジウジアーロが担当していますからスタイルは良かったですね。このファストバックのスタイルからして、5ドアハッチバックだろうと思う人が多いのですが、実は4ドアセダンでした。
私は親父の仕事の関係で三菱車との付き合いが長かったですから、三菱車の雰囲気そのままのPONYのインテリア等には親近感がありました。タクシーもほぼすべてPONYで、黄色や緑に塗られているタクシーの印象が凄く強いですので、このプラモデルも黄色か緑に塗ろうかなと考えています。(いつ作るのかは全く不明ですが、、)

 

時代は移り、ヒュンダイ(余談ですが、当時韓国での発音をカタカナにそのまま移すと、ヒュンダイではなく「ヒョンデー」という方が近かったと思うのですが、今ではヒュンダイが定着しています。、、と思っていたら、やはり日本以外ではヒョンデーの方が標準らしく、今後はそちらに統一するとのニュースが出ていました。)は世界的メーカーに成長し、かたや師匠格だったはずの三菱自動車は独立性さえ保てない程の状態にあえいでいるのは皮肉なものです。まあ自動車に限らず、造船、家電、IT等軒並みそうなのですが、その韓国も今や中国に追い越されそうですから、時代は常に進んでいくということなんですね。諸行無常、、。

 

 

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