梅雨前のぐずついた天気がすっかり晴れた火曜日と水曜日、上天気が二日続いたので辛抱できなくなり、水曜日の朝からちょっと走りに行って来ました。
とはいえあまり遠出も気が引けますので、娘のFTRを借りて近場に行くことにしました。FTRはETCも付けておらず下道オンリーとなりますので、房総半島でも中間あたりで手を打ちたいところです。
考えた結果、房総半島の内陸部を走って、大多喜町にあるBIG-ONEでハンバーガーを食べ、そこから外房に出て九十九里の海を見て来ることにしました。
R君にも乗ってやりたいところですが、この日はFTR出動です。バッテリーがへたってないか心配でしたが、セル一発で始動してくれました。
房総へのアプローチにいつも使うこの真っ直ぐな農道を走ると、房総へ行くという気分になります。
途中も走りなれたいつものコースで、酒々井(しすい)、八街(やちまた)という難読地名のところを抜けて長柄、大多喜と向かいます。
市街地を極力避けてクネクネ走る好きなルートなのですが、地図上でどこを走っているのかは実は良く分かっていません。何度も何度も走って自分なりの最適解みたいになっているコースです。気温は高かったですが、前の日より湿度は低かったようで、走っているとさらっとした風が里山や田んぼを抜けてきてとても気持ち良かったです。
BIG-ONEには13時過ぎに到着しましたが、平日のこの時間でも20台以上のバイク、数台のクルマが居ました。上の写真には写っていないところに同じくらいの台数がいます。
店内での飲食はコロナ対策のためできないようになっていて、最初の人がカウンターで注文している間、次の人は入り口で待ちます。注文後番号札を渡されて、思い思いに表で待っていると、入り口の外に設置されたカウンターに出来上がった順に持ってきてくれて、番号で呼ばれます。
私の前はいかつい外人さんで、いい具合に汚れたデカいオフ車を私の横に停めていましたが、日本語が達者でビビりました。
私はビッグワンバーガーとオレンジジュースにしました。ここのハンバーガーは結構なボリュームですので、うかつにサイドメニューを頼むと大変なことになります。ドリンクセットで2000円を超えるのはちょっと、、ですが、牛肉感のしっかりあるとても美味しいハンバーガーです。
食べるのは店前の広場のあちこちに置かれた椅子・テーブルに分散しますから、全く密の心配はありません。気温が高かったですから、木陰で食べていると風が涼しくてとても快適でした。
奥にはキャンプ場もあります。ここならウチからも近くていいですが、もうこれからの時期は暑いかな?
食べ終わったところで、大多喜から東へ向かって外房の一宮町を目指します。とても良い天気で、内陸の緑は堪能したのですが、せっかくなので青い海も見て帰ろうということです。
ここからは走ったことがない道でしたのでスマホのナビで調べて、県道150号線というのを行くことにしました。FTRのスマホホルダーは私のXPERIAには小さくてセットできず、見ながらの走行はできないのですが、この日はこのK150以外は勝手知った道ですのでナビは不要でした。結果としてこの選択は大正解で、交通量も信号も少ない快走路でした。九十九里浜のほぼ南端にある一宮の海岸に出て、浜通りというビーチ沿いの道路でちょっとバイクを停め、海を眺めることにしました。
一宮町はサーフィンのメッカで、この日も多くのサーファーで賑わっていましたが、混雑したところを避けてちょっと路肩に停めさせてもらい、波打ち際まで歩きました。しばらく大平洋を眺めていようと思っていたのですが、日差しが強くて早々に退散しました。
この日は、9時半に出発して16時半帰着、約220kmのツーリングでした。ビッグワンでのんびり1時間以上は居ましたので、6時間程度の走行時間、平均速度40km/h弱となり、まあ実感通りです。信号が少ないルートでしたから実態速度に近いと思いますが、FTRは50km/hあたりでのんびり走るのが一番気持ちいいバイクですので、やっぱりこんなもんかなと。
結果所要時間はR君よりだいぶかかり、到着には余裕を見ておく必要があります。50km/hは幹線でない地方道ならほぼ制限速度を超えますので、それより早いのはおかしいといえばそうなんですが、、。