シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

バイクの任意保険と盗難保険

 

4月に愛車R君のタイヤを交換し、福沢諭吉翁が数名失踪しましたが、それからいくらも経たない内に今月期限を迎える任意保険と、来月期限の盗難保険の更新通知が来ました。自動車税も払いましたし12ヵ月点検も迫っていますので、大型バイクってやっぱり結構な金食い虫です。

 

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バイクの任意保険の加入率は40%程度に過ぎないそうで、クルマの90%強に比べてとても低いです。勿論、中型以上に限れば加入率は高くなるのでしょうが、バイクの場合は加害者となるより被害者となる感覚の方が強い、というのも加入率が低い理由なのでしょう。しかし大きなバイクの場合は、歩行者や自転車に対しては普通に加害者となり得ますし、自損事故、対無保険車事故の際の補償等も考えて、私はリターンした時から任意保険は加入しています。
また、クルマの10%が任意保険に入っていないという事実にも驚きます。対クルマでは被害者となるライダーとしてはやはり搭乗者保険も必要だと思いますね。

 

そして盗難保険ですが、車両盗難についてはクルマなら任意保険の中の車両保険での対応となります。しかしバイクの車両保険は10年程前にはあまり一般的ではなく、あっても盗難についてはカバーしてくれないものが殆どでした。盗難率が高いことが理由なのでしょうが、だからこそ保険が必要ですし、何とか対策したいと思って探したのが今の盗難保険でした。以前2回も盗難に遭っており、今のようにトランクルーム保管ならほぼ大丈夫とは思いますが、ツーリング先では旅館の駐車場等、無防備なところもよくありますから。

 

クルマでも、昔ランドクルーザーの60タイプが中東を中心に海外で異常人気となって、海外に盗難車を送り出す盗賊団が暗躍し、盗難が頻発したことがありましたが、この頃ランクル60は車両保険に入れなかったそうです。同じマンションの住人がこの時マンションの前の駐車場から見事に盗まれてしまって、茫然としていたことを思い出します。
自動車保険でも車両の形式ごとに事故実績に基づいて料率が決められ、車両保険の場合、事故や盗難実績で最高料率を超えるクルマは引き受けてもらえなくなるのだそうです。このランクルの場合も事故というより盗難ということでしょうね。
ちなみに今でもこのランクル60はえらい高値で取引されていますが、今も車両保険入れないんですかね?私はデカいクルマはあまり好きじゃないんですが、丸目2灯のランクル60はカッコいいと思います。

 

今私が加入している任意保険は外資系のネット保険で、これは当時クルマで加入していたことから何となく決めたものですが、結果的には気に入ってずっと使っています。クルマの方は条件面から別の保険に乗り換えたのですが、そちらにはバイク保険はありませんし、特に現状不満もありませんので。

 

一方で盗難保険は、上にも書いた通り当時は引き受けてくれる保険会社そのものが少なく、その中でバイク専業のロードサービス併用型のものを選んで今に至ります。元々はロードサービスから派生したもののようですが、私の場合ロードサービスは任意保険でもカバーされていますので不要だったのですが、この会社の性格上盗難保険だけというのは選択できず、仕方なく数年は一番安いロードサービスを設定し加入していました。ただ私のようなニーズも多かったのか数年前に盗難保険のみの設定も登場し、今はそれにしています。

 

また盗難保険は車両価格の設定が必要ですが、新車時はともかく年数が経過してくると、毎年保険会社が提示してくる車両参考査定額と実勢価格には開きが出てきます。私のR1200Rの年式・走行距離だと、恐らく10~20万円は差があると思います。それなら自分で実勢価格と思われる価格に設定すれば良い訳で、実際ここ数年はずっとそう思いながらきたのですが、昨年クルマの方が事故に遭い全損処理となってしまったことで考えがちょっと変わりました。前の愛車トゥーランには結構愛着があり、事故った時も直して乗るつもりでした。ただ車両保険の価格を実勢価格程度に安く設定していたこともあり、その範囲内では到底修理代が賄えないことになってしまったのです。勿論やみくもに高い価格を設定することはできませんし、それは得でもないですが、最低保険会社が提示してくる参考価格を割らない設定にしておくことも、直すことを考えれば必要かなとその時思った次第です。 

 

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