先週末は娘とのツーリング、そして今週末は家族で茂原市にある服部農園というところに行ってきました。
最近では毎週末どこかに出かけていますので、以前の記事で自粛していますと言ったことは謹んで撤回します、、。
この服部農園は紫陽花で有名なところらしく、家内がネットで見つけてきました。
個人のお屋敷ですがとても広大な敷地で、そこに先代の農園主が植えていったものが今では250品種、10,000株以上にまでなっているのだそうです。
去年の今頃は、房総半島の中西部にある麻綿原高原の天拝園という所に、当時まだ同居していた息子も含めて家族4人で出かけていました。こちらも紫陽花目当てで、この時期の花と言えばやはり紫陽花となりますね。
この日は梅雨の中休みという感じで、曇ってはいますが晴れ間もあり、まずまずのお出かけ日和りでした。
例によって昼前にゆっくり出発し、いつものラーメン屋さんで腹ごしらえ。みそチャーシューと餃子、安定の美味しさで満足です。
先日大多喜、一宮をFTRでソロツーリングした道をたどって茂原方面へ向かいます。いわゆる裏道ばかりを走りますから道幅は狭いところも多く、小さいとはいえ四輪のPOLOでは対向に気を遣う場面もありましたが、私は助手席ですので問題ありません。
到着したのが15時過ぎでしたのでもう空いているかと思ったのですが、まだまだ多くの人で混雑しており、駐車場は空き待ちの状態でした。結構人気の場所なんですね。
庄屋さんなどの裕福な農家に見られる立派な長屋門があって、そこで入場料500円を支払います。農園という名前の通り果物や野菜が数多くお土産として販売されていました。
この日は雨は降りませんでしたが、前日までの雨で足元が悪く、傾斜地の上の方まではいかない方が良いとアドバイスされました。確かに上の方まで行った(と思われる)人たちが大勢泥んこになった靴を水場で洗っていました。
去年行った麻綿原高原の天拝園の紫陽花はほぼ青一色でそれに白が混じる、という感じで、単色のそれもとても風情があるのですが、ここの紫陽花は色とりどりでとてもゴージャスです。この日は既に盛りは過ぎた感じでそれが残念でしたが、それでも十分楽しめました。また天拝園と比べると敷地はコンパクト(それでも随分広大ですが)ですので、歩く量は少なくて済みます。
土壌が酸性なら青い紫陽花、アルカリ性ならピンクや薄紅色の紫陽花になるといいますが、紫陽花のアントシアニンという成分が土中のアルミニウムに反応すると花は青くなるのだそうです。アルミニウムは酸性の土壌で良く溶けるので、酸性の土だと紫陽花は青くなるということらしいです。であればここの農園は土壌を改良して様々な色の紫陽花を育てているということなのでしょうか。大変なご苦労ですね。
この日は最後まで雨は降らず、気温もさほど高くありませんでしたから、バイクの爽快さには及ばないものの、窓を開け放って房総の里山を走るのは気持ちが良かったですし、助手席でああだこうだ言うだけでしたから尚更です。
帰りはちょっと時間が遅くなりましたので、茂原長南ICから圏央道を使って時間短縮しましたが、山武成東ICで下道に降りてからはまた行きと同じコースに戻ります。下の写真は西印旛付近のいつもの直線農道で、天気がもっと良ければここは夕焼けに向かってバイクを走らせる、とても気持ちのいい場所です。