６月も最終週となり、梅雨の晴れ間となった昨日の月曜日、愛機Ｒ１２００Ｒで久し振りにツーリングに行ってきました。娘にお付き合いの練習ツーリングは、現役社会人の娘の都合優先ですから週末となりますが、時間に融通の利く私は基本的に平日ライダーです。
最後にＲを一人で走らせたのは、４月のタイヤ交換後の皮むき走行で手賀沼周辺を流した時ですが、これをソロツーリングと言えるかどうかは怪しいです。そしてその前は、昨年の１１月に一人ＳＳＴＲ（サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー）で石川県の千里浜に行った時ですから、実質的に７ヵ月ぶりとなる訳です。半年以上経ってしまってたんですね。
前夜うだうだと夜更かしをしたもので９時半くらいにゆっくり起きてみると、思ってもなかったような上天気です。こんなことなら早起きしてツーリングに行けば良かったと家内にこぼしていたら、今からでも行けばいいじゃないと背中を押されました。それもそうだなと朝食もそこそこに準備をして、１０時半には愛機格納場所のトランクルームから出動することができました。
朝食を食べながらどこへ行くか考えたのですが、第一候補は筑波山、第二候補はいつもの房総、そして第三が銚子方面で、トランクルームへ歩いて行く途中までは、筑波山に登ってどこかでおいしい蕎麦でも食べたいなと考えていました。
しかし家を出てみると予想以上に気持ちがいい天気で、風も涼しく、山よりも海かなあと考えが変わりました。急遽犬吠埼灯台へ目的地変更です。
出発時の天気は良かったですが、徐々に崩れて来るとの予報でしたので、シートバッグにはレインウェアとオーバーシューズ、オーバーグローブを入れ、天気が悪くなりそうなら引返すつもりでスタートしました。
まずは成田方面へ向かい、成田空港の滑走路下をくぐる県道４４号線で香取市を目指します。平日はトラックも多いので平均速度は遅くなりますが、のんびり流すつもりになれば、この４４号線は北総の丘陵地帯を抜けていく、とても気持ちのいいコースです。香取からは利根川沿いの道となり、銚子市に入って犬吠埼灯台に着いたのが１３時前でした。途中銚子電鉄の犬吠駅で写真を撮ったりしていましたので、実質所要時間は２時間ちょっとですね。
途中天気が崩れてこないかと警戒しながら走りましたが、むしろどんどん天気が良くなってきて、犬吠埼灯台では真っ白な灯台が映える上天気。バイクを下りて歩いていると暑かったです。
昼時でしたが、犬吠埼灯台にあるレストランのメニューはどれも観光客向けの値段設定で食指が動かず、入り口近くにあった貝串等の店でホタテとツブ貝を買って海を見ながら食べることにしました。これも十分観光価格ではありますが、、。
息子から父の日プレゼントでもらったマグをこの日試してみましたが、やはり漏れますのでタオルで巻く等の対策は必要ですね。
とりあえず小腹満たしにはなりましたので、ここからは太平洋沿いに南下して、北部千葉を時計回りの感じで帰ることにします。銚子から九十九里浜へ向かう県道３０号線は、九十九里ビーチラインというロマンチックな名前が付いているのですが、その実、太平洋はほとんど見えません。海岸線近くを走っていても、津波対策の防潮堤や防潮林（だと思うのですが）が視界を遮ります。
山武市の蓮沼海浜公園あたりまで南下したところから西に向かって内陸に入り込んでいくのですが、その前に海岸へ出てもう一度海を見て帰ることにしました。
この日は色々な花が綺麗に咲いていましたので、柄ではないですがランダムに貼っておきます。
１０時半出発で１６時半帰着。６時間の内走っていたのは４時間半程度で走行距離は２２０ｋｍでした。
そして帰ってからニュースを見て驚きました。八街市で飲酒運転のトラックが下校途中の小学児童の列に突っ込んで複数の死傷者が出たとのことでしたが、私は丁度この時刻に八街市を走っており、地図で見るとそう離れていないところでした。
これだけ飲酒運転の危険性について叫ばれているのに、昼の日中から酒を飲んで営業車両を運転するという神経がわかりませんし、被害に遭った子供さんのことを考えると本当に可哀そうでなりません。私と同年配の６０代の運転手と言っていましたが、そんな年寄りになってもまだそんな分別すらできないとは、、。二度と運転させてはいけない奴ですね。
前回、酒を飲めないのは残念、みたいな記事を書きましたが、この運転手みたいにどんな時も酒を飲まないといられない（のじゃないかと思うのですが）ようなことにはなりえなくて、その点では幸いでした。
