次の週末(昨日今日のことですが)、晴れたらキャンプに行きませんかと、現役時代の会社の同僚(後輩?)からお誘いがありました。宿泊はともかく日曜日にでもちょっと顔を出そうかなと返事して、いい機会なのでバイク置き場でもあるトランクルームに押し込んである、手持ちのキャンプ道具の棚卸しとチェックをしておくことにしました。
その同僚ももういい歳なのですが、私と同じで結婚が遅く、50歳にして未だ子育て真っ最中です。生まれも育ちも東京都心部で、完全な都市型人間だと思っていたのですが、このコロナ禍で子供を遊ばせるにはアウトドアが最適だとなったみたいで、少し前にキャンプグッズを物色中との連絡が来たかと思ったら、既に数回キャンプにも行っているみたいです。
昨日までの雨が嘘のような快晴で、とても暑いです。結果的にはトランクルームの整理なんかではなく、今日バイクでキャンプ場に行くべきだったと後悔することになったのですが、、。
キャンプ道具等を押し込んでいるクリアボックスの横のFTRをまずは引っ張り出し、バラバラだったものをとりあえずまとめると、クリアボックスに4箱、それ以外にファミリーキャンプ時に使っていた、コールマンのツーバーナーやグリル、椅子、シュラフ等々は嵩張りますからその倍くらいの体積がありました。
ソロ用をまとめてみたのが下の写真です。
メーカーには全く統一がなく、シュラフはナンガ、イスカ、ロゴス、マットがダンロップ、枕がコールマン、テントはモンベルとドッペルギャンガーといった具合です。
棚卸しした甲斐があったのは、整理していくうちに、こんなものいつ買ったんだろうとか、何の為に買ったんだろうと言うものがいくつか出てきたことです。一部私が今使っているものも含めて紹介します。
一番頭をひねったのは、電気式のトラベルクッカーで、100~200Vの切り替え式。海外のホテル等でラーメンなんかを作るには重宝しそうですが、いつ何でこんなものを買ったのか、どんな場面で使おうと思っていたのかさっぱりわかりません。
あとは何のために買ったかは憶えているのですが、これまで全く出番のなかった、コールマンのピークワンツーレバーというクラシックなガソリンストーブです。
通常使っているやはりコールマンのガソリンストーブは、ガスと違って微妙な火加減の調整が難しく、特にとろ火というのは苦手なのです。しかし、このツーレバーというのならそれが二つのレバーで可能だと聞いて、廃版商品ですから色々探した末にオークションで落札したものの、一度も使わないまましまい込んで忘れていました。通常使っているストーブとランタンは下の写真のものです。
前は、日帰りツーリングでもコーヒーセットを持参して休憩の時コーヒーを淹れたりしていたのですが、これも最近はご無沙汰です。
ハリオのコーヒーミルで豆を挽いてペーパーフィルターで淹れるのですが、コーヒー位ならガソリンストーブは持参せず、エスビットのポケットストーブにカエンという固形燃料で湯を沸かします。よく旅館の一人鍋で出てくる固形燃料ですね。エスビットの固形燃料は臭いのと煤が多いので使っていません。
エスビットと言えば軍隊でも使われているポケットストーブが有名ですが、私はこの3枚のステンレス板を組み合わせて使うタイプのものを愛用しています。収納時はCD1枚とほぼ同等のサイズで収まりますが、風には弱いので、小さな風防をセットで持って行きます。
あとは肉でも焼こうと思ったのか南部鉄の一人用の鍋(?)を買っていました。確かに肉を焼けば旨そうですがはたして出番があるのかな?
整理をしだすとキリがないのですが、トランクルームの中は異常に暑く、早々に片付けて退散しました。そして今日、日曜日の天気はバイクで出かけるのはためらうような予報でしたので、結局家に帰ってからバイクでの参戦は見送る旨連絡しました。
この同僚に限らず、世間でも車中泊の旅やキャンプは広がりを見せていますが、車中泊は、昨今マナー違反のクルマの増加で、これまで使えていた道の駅の駐車場などから締め出されるケースが増えているようなのは残念です。これまでも公式には道の駅での宿泊行為は違反だったのかも知れませんが、大目に見てくれていたものが、傍若無人な振る舞い(洗濯物干したり、バーベキュー始めたり)が目立ってきて、規制が始まったということなんでしょう。
私は、オンボロのワンボックスを買って、車中泊をしながら桜前線を追う日本縦断をすることが夢なのですが、停める場所の制約が多くなるのは困ります。