シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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SSTR2021は断念しました。

 

私が読者登録している幾つかのブログでも、今年のSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)の記事が目に付くようになって来ました。
今年は10月に3週間という期限を切って、3回の週末に集合イベントを2600台上限で実施し、その間の平日には去年のMY SSTR式の個人参加型で700台、計8500台の参加となるそうです。密を避けるために色々苦労したことがうかがえますが、何といっても参加台数が凄いですね。

 

私も過去4年連続で参加していたSSTRなのですが、今年は悩んだ結果申し込みを見送りました。

 

コロナ禍のせいといえばその通りなのですが、外出自粛とか密とかそういう面で参加を取りやめた訳ではなく、コロナによって運営方針が変わったということが一番大きな原因です。
去年は5月実施予定だったものが秋に順延となり、更に大規模な集合イベントを行わない、個人参加型のMY SSTRというやり方に変更となりましたが、それが決まったのは夏頃でした。申し込みはとうに終わっていましたし、運営の苦労を考えると、キャンセルも忍びなかったですから、私は11月の平日を選んで一人で参加しました。

 

通常スタイルでの開催を予定していた申し込み時には、前年まで一緒に参加していた友人たちも申し込んでいましたが、彼らは隠居の私と違いまだ現役バリバリですから、フリー参加でも週末しか選ぶことはできず、またプライベートとはいえコロナ下でのこういったイベントへの参加は憚られるような立場にいる奴が多かったので、結局彼らは参加を見送ることになりました。

 

私は本質的には人見知りで、こういったマスツーリングに参加するのは実はこのSSTRだけなのですが、それもやはり友人がいての参加であり、一人では恐らくここまで連続で参加はしなかったと思います。
感覚としては、繁盛した居酒屋に一人で行っても隣り合わせた人たちと気軽にコミュニケーションできる人と、そうでない人との違いかも知れません。私は明らかに後者で、連れ立ってなら行きますが、一人でそういうお店に入っていけるタイプではないのです。まあ酒に弱いというのが一番の原因かもしれませんが、性格的にも見ず知らずの人と狭いカウンターで肩を並べて、というのは苦手で、それならファミレスかファストフードでいいやとなってしまいます。何なら持ち帰りのコンビニ飯でも十分です。

 

それが去年はやむを得ない事情で個人参加型の運営方式となり、私はその時点で参加するにしても台数が少ないであろう平日を選ぼうと思っていましたので、もし彼らが参加できたとしても結局はソロツーリングとなっていた訳です。
去年のSSTRは、東名から北陸道をフルに使って千里浜に向かい、ゴール後は東海北陸道を南下して中央道で帰る、という私には珍しい高速主体のツーリングになりました。前泊しましたので2泊3日のツーリングとなり、ツーリング自体はとても楽しかったのですが、あまりに早くゴールしすぎて事務局がまだスタンバイしておらず、記念品等ももらえず、風間さんにも会えませんでした。それはそれで仕方ないのですが、そうなってみるといよいよSSTRとして走る意味は殆ど無かったとも言えます。

 

www.boon-senior.com

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そして友人たちは、去年にも増して厳しい状況下、特に7月~8月の申込期間にはSSTRを考える余裕もなかったみたいで、やはり今年も集合イベントへの参加は早々に断念せざるを得なくなったようです。
ということで、個人型(今年はオープン日程と呼んでいるようです)に参加するのなら、ソロツーリングと結局は変わらないことになり、そして集合イベントのほうに一人で参加するのはやっぱり気後れがして、というのが今回不参加の理由なのですが、まるで独り立ちできない子供みたいです。

 

 

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