シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

POLOで家族ドライブ、小雨模様の犬吠埼灯台へ

 

先週の日曜日、緊急事態宣言下ではあるものの少しストレス解消がしたいという家族の希望を受け、朝方の小雨も昼頃からは晴れてくるとの予報でしたので犬吠埼灯台までドライブに行ってきました。

 

灯台の近くまで来て、まずは銚子電鉄の犬吠駅に立ち寄ります。
ちょうど電車がホームに到着するところで、皆さん一斉に写真を撮っていました。

 

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どこかで見覚えのある形だなと思って帰宅後調べてみると、京王電鉄から伊予鉄道に売却され、更に銚子電鉄が購入したものらしく、やはり私が大学生で明大前や下高井戸、笹塚あたりに出没していた頃の、京王線の主力電車でした。

 

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参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E7%8E%8B5000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Keio5000-JINBA.jpg

確かにこの電車ですね。いや~とても懐かしいです!当時京王線は首都圏で唯一ストを(殆ど?)しない路線として有名で、高効率運営で労使の関係も良く裕福な鉄道というイメージでした。冷房化率も一番高くて快適な電車でしたが、ストをしないおかげで沿線の学校は休校になることもなく、学生には不評でした。

ついでに駅の売店で、濡れ煎餅とか銚電らーめんとかを買って、苦境の銚子電鉄にささやかな貢献をしてきました。

 

 

犬吠埼灯台に到着したのは昼過ぎでしたから、ここで昼食にしましたが、緊急事態宣言の影響もあってか店内はガラガラでゆっくり食べることができました。
私と妻は写真のカサゴの煮付け定食、娘は白蛤ラーメンです。写真には貝殻だけが写っていますが、白蛤の焼き物も頼んでみました。網で焼くのかなと思っていたのですが、陶板焼きのセットで蓋をして蒸し上げる感じで、蛤の酒蒸し風でした。
白蛤の本名はホンビノス貝で、同じ千葉県でも東京湾に面した船橋付近の名産ですが、白蛤といわれると途端に高級感が漂いますね。外房地区に数多くある貝焼きの店でも、メニューには本蛤、白蛤と並べられていますが、それでも本蛤と比べると値段は随分安いです。
カサゴの煮付けは、銚子ですからヒゲタ醤油を使っているのでしょうが、濃口醤油は見た目ほど塩っぱくもなく、しっかり味が染みて美味しかったです。

 

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昼頃からは天気は回復するという天気予報は外れ、この時点でも小雨混じりのどんよりした空模様です。
ただこれまで私がこの犬吠埼灯台に来る時はほぼ100%バイクでのツーリングであり、基本的に雨の日には出動しませんから、灯台の背景は常に青空でした。こんな雨模様の空をバックに見るのは初めてなのですが、これはこれで味があります。
雨といっても小雨でしたから灯台の周囲の遊歩道を歩いてみたのですが、このどんよりした空模様で見る岩壁等の風景はまるで火曜サスペンスの場面みたいでした。(火曜サスペンス的な番組をちゃんと見たことはないのですが、いかにも船越英一郎の登場するような場面、ということで。)

 

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行きは成田空港を経由して、北総の丘陵地帯を抜けるK44、K70で銚子まで、帰りは利根川沿いに利根水郷ラインを通って帰ったのですが、どちらも交通量も少なく快適なドライブでした。

 

そして帰りに銚子市内を走っている時、にぎやかに空吹かししながら右折車線に停まっている10台ほどの旧車族(二輪)と遭遇し、直進の我々はその真横で停車することになりました。昔「チバラキ」は族の本場などとも言われていましたが、未だに結構な頻度で見かけます。うるさいなあと思いながらバイクを眺めていると、族車特有の高い背もたれ(タンクと運転者の着座部との間、後席乗員の着座部と運転者の着座部との間、後席乗員の背もたれの三つの段差があるので、三段シートと呼ばれているのだそうですがイメージできますか?)に、「今夜は君と濃厚接触!」とデカデカと書かれており、それを見た妻と娘はしばらく笑いが止まりませんでした。

 

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