シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200R筑波山ソロツーリング:蕎麦に振られて昼飯は鰻

 

8月に、12カ月点検後のちょい乗りで千葉県の西北端の町関宿までツーリングして以来、丸々2ヵ月放置状態でしたが、前日に続く秋晴れの上天気に誘われて、ようやくガレージからRを引っ張り出しました。

 

ここのところ緊急事態宣言等もあってずっと千葉県内巡りでしたので、この日は久しぶりに県境を越えて筑波山に登り、それから蕎麦という計画です。
茨城方面には楽しい道も多く、行きたい気持ちは常にあるのですが、我が家からだと常磐道を使うことになり、常磐道の最寄りのICである、三郷、流山、柏、ちょっと離れますが谷和原まで含めてもどこも混んでいます。空いている早朝に出れば良いのですがそれが苦手なもので、高速に乗るまでに疲れてしまい、それで中々足が向かないのです。

 

この日の目的地は筑波山で、さほどの距離ではありませんから、高速は使わず下道を試してみることにしました。松戸・流山・柏・取手という混雑地を大きく迂回して、千葉ニュータウンから北へ向かって利根川を越え、龍ヶ崎・牛久・阿見と下道を縫って筑波まで、というコース設定です。

 

この日は千葉県の最高気温が19℃との予想で、9時の出発時点では15℃でした。今シーズン初めて上下薄手のヒートテックを着込みましたが、朝方はそれでも肌寒かったです。日中は信号待ちなどで背中から日光を浴びると汗ばむようなこともありましたが、走り出せばとても快適でした。

 

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この日は、利根川を若草大橋という有料道路(160円ではありますが有料であることにちょっと納得できないような橋です。)で渡り、K68を北上して、龍ヶ崎からはK34で霞ケ浦近くの阿見町まで進み、そこから北西へ向かってつくばを目指す、というのが当初の目論見でした。
龍ヶ崎までは交通量も少ない快走路で順調だったのですが、龍ヶ崎市内でK34に入り損ねて、牛久沼のところでR6に出てしまいました。仕方がないのでそのまま進みましたが、案の定牛久駅周辺で渋滞にはまり、久し振りだったこともあってクラッチを握る左手が攣りそうになりました。

 

牛久の渋滞が解消し始めたあたりで、主要国道と並行する裏道的な県道に入りそのままつくば方面に進みましたが、ここからはまた順調な流れでした。まず筑波山のつつじが丘駐車場を目指しましたが、山頂まで行く積りもありませんので、つつじが丘駐車場には入らず、手前にある駐車スペースで栃木から来たというZ750S乗りのライダーさんと少し会話をしてからそのまま山を下り、蕎麦を食べに行くことにしました。

 

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以前フルーツラインを走った時のブログで教えていただいた、朝日トンネル近くの「 そば処 山居」が目的地です。筑波山に登り始める時が11時半くらいで、人気店らしいですから先に行こうかなとも考えたのですが、登り口側に来ていましたので山登りを優先しました。山居への到着は13時頃だったのですが、店頭には「完売の為本日の営業終了」という立て看板が、、。13時で完売とは相当な人気店なのですね。先に来ておけばと思いましたが、後悔先に立たずとはこのことです。

 

口が蕎麦モードになっていましたので、ちょっと引き返すことにはなりますが、今度は「そば心 ゐ田」という店に行くことにしました。ここは個性的な店主と鴨汁そばの旨さで知られたお店で、何度か行ったことがあります。ここも人気店ですのでどうかなと思って向かったのですが、何とこの日は定休日でした。この日は蕎麦には縁がなかったみたいです。

 

その他にも蕎麦屋は沢山あるのですが、何だかその気がなくなってしまい、思いついたのが何度か前を通ったことがあり、気になっていた鰻屋です。つくばで鰻?とも思ったのですが、牛久沼や霞ケ浦も近いので鰻もうまいだろうと考えてここで食べることにしました。店構えは大型の宴会対応という感じですので、大衆店かなと思っていたのですが、価格設定は中々のものでした。関東風のふんわりした焼き方で美味しかったのですが、この日は朝抜きで走り始めて、この時既に14時前でしたからとても空腹で、正直十分の一の値段の牛丼を食べても同じくらい美味しく感じたような気はします。

 

 

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腹ごしらえをした後は、往路ではそれてしまった当初計画のルートで帰ることにして、K55で阿見町に向かい、牛久、龍ヶ崎と抜けて渋滞もなく順調に帰宅しました。途中牛久の大仏さんが圧倒的な存在感を放っていましたので、ちょっと寄り道してご挨拶だけしてきました。

 

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大きな街を避けて裏道的な道を探す、というのが私の近郊ツーリングの基本なのですが、茨城県の南部はどの道も交通量は多いです。グーグルマップのストリートビューで青く表示されるメッシュの粗さを見れば、ある程度の判別はできるのですが、房総半島の内陸部と違って、この日走ったエリアは、クモの巣と言うより網戸程もメッシュが細かいところばかりで、コース取りに苦労しました。
この日は、9時出発17時帰着で走行距離210km、実走行時間は6時間程度ですから、平均速度は35km/h、市街地の下道ばかりと考えれば結構いいコースだったのかなと思います。

 

 

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