現在東京ドームで開催中の社会人野球頂上決戦、都市対抗野球大会を観てきました。今年は第９２回大会という歴史ある大会ですが、今年７～８年ぶりの観戦です。
都市対抗といえば真夏というイメージなのですが、昨年、今年と東京オリンピックの影響で１１月末から１２月初めに開催されています。
この日の第一試合は名古屋市代表、東邦ガスと横浜市代表、三菱重工Ｅａｓｔの対戦で、知人が三菱重工チームの関係者ですのでチーム券をもらって一塁側の三菱重工応援席からの観戦です。今年は入場制限こそしていませんが感染対策は厳重で、全席指定で半券の裏には氏名、電話番号を記入して提出。（万一感染発生の際に跡を追う為でしょう。）座席も全て一席ごとに間隔をあけて座るようになっていて、守っていないとすぐに係員が来て注意されます。マスク未着用も同様。
三菱重工のような名門チームともなれば自前の応援団も当然持っているはずなのですが、この日は東大応援団のブラスバンド、チアがリードしていました。重工には東大野球部、応援団のＯＢもゴロゴロいるでしょうからそのつながりなんでしょうね。三菱重工もチームのリストラで昨年までの全国４チームを今年から２チームに統合していますから、もしかしたら応援団も解散・縮小という事なのかも知れません。都市対抗といえば応援合戦というのも名物なのですが、自社応援団の大規模動員もなくスタンドは閑散としていて寂しいですね。
周囲には社会人野球経験者が揃って座っていましたので、選手の情報や一つ一つのプレーの解説等細かにしてくれて充実した野球観戦になりました。試合の方は残念ながら１－２で敗戦、一回戦敗退という結果となりましたが、力のあるチーム（夏の社会人野球日本選手権は準優勝）ですので、捲土重来を期待します。
社会人野球は、プロ野球や高校野球に比べると知名度や注目度では劣りますが、アマ野球の最高峰であるのは間違いなく、迫力あるプレーが楽しめます。注目度が低いところから、どの試合でもゆっくり密を気にせず観戦できますので、野球好きの方にはお勧めです。応援に来たと言えば、細かいことは言わずどのチームも歓迎してくれますし、なにより、グランド間近の良い席で試合を堪能できます。
昼過ぎに試合は終わりましたので知人らと別れ、昼食でも食べようと神保町の方に向かいました。神田の古書店街まで周囲を眺めながら歩きましたが、昔と比べてラーメン屋がとても多いのに驚きました。既に１時過ぎだったのですが、行列の店があちこちにあります。元来行列の店に並ぶことは嫌いなのですが、この日はもう何も予定はありませんでしたから、たまには覚悟して有名店の行列に並ぼうと決めました。
とは言うものの、この時はラーメンの気分ではなかったので、神保町といえば、と考えてカレーにしました。名前だけは知っていたカレーの有名店「欧州カレーボンディ」を目指します。古書店街の裏手のビルの入り口を２階に上がる、とてもわかりにくい立地ですが、グルメサイトのおかげで迷わずたどりつけます。
１時半の時点でまだ階段の１階部分まで続く行列で、入店まで３０～４０分、私にとっては画期的な出来事です。
私は、学生時代結構この辺りにも出没していて、この店は１９７３年創業ですから、当時もあったはずなのですが知りませんでした。
お勧めはビーフカレーとなっていましたが、ちょっと変化球で魚介カレーにしました。まず結構な大きさのジャガイモが２個バターと共に出され、それを食べながらカレーを待つ、というシステムのようです。しかしこの２個を食べてしまうとカレーを持て余しそうな気もしましたので、ちょっとかじってカレーを待ちました。カレーが到着してみると案の定結構なご飯のボリュームで、チーズも乗っています。
結局ジャガイモは一個残してしまいましたが、これはお願いすればテイクアウトできたみたいです。魚介カレーには大きな魚の切り身が２個入って、パリパリに焦がしたチーズが乗っています。私は鯖かなと思って食べたのですが、後で色々な食レポを見てみると、白身魚となっていました。ホタテも入っていたみたいなのですが、私はエビとマッシュルームしかわかりませんでした。やっぱり私には食レポは無理です。
こんな舌の私ですが、ここのカレーはとても美味しく、普段の昼食の優に１．５倍程度の量を一気に食べてしまいました。（ジャガイモは残しましたが、、）
食後は、古書店を数軒ひやかして、神保町から地下鉄で帰宅しましたが、お天気も良くいい神田散策になりました。これで野球が勝っていれば最高だったんですが、、。
