シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ホームベーカリー購入の顛末

 

初めてホームベーカリーというものを購入しました。
本来はパンを作るためのものですが、我が家ではうどんやピザ、ナンの生地作りに使うことが主目的です。

 

我が家の朝食は、子供ができてからはほぼ100%パン食ですが、それは妻の負担が少ないからというのが理由で、そこまでパンが好きだという訳でもありません。私が子供の頃の四国の田舎ではどの家庭も普通に朝は和食でしたし、それより10年程あとに兵庫県の、まあ都会と言える場所で育った妻もやはり和の朝食だったそうです。
私は未だに旅館の純和風朝食にはワクワクしますし、毎日でも玉子かけや納豆乗せでご飯を搔っ込みたいのですが、糖質を抑えるために我慢を強いられています。

 

ということで、パンが嫌いではないものの積極的に食べたいと思う程ではなかったものですから、ウチでパンを焼くという発想も全くありませんでした。勿論若い頃の私にそこまで厨房事情への関心があった訳ではなく、決定権は妻にあった訳ですが、実は妻は私よりも更にパン無関心派だったのです。
世の女性は美味しいパンとか美味しいケーキとかに目がないという印象が強いですが、妻は全く興味を示しませんでした。独身の頃は甘味にも興味がなかったそうで、長男を妊娠し、カフェイン駄目、糖分取りすぎ駄目、刺激物駄目と制限ばかりの生活になって初めて甘いものやコーヒーへの欲求が芽生えてきたんだとか。

 

そんな妻も最近ようやくパンの美味しさに目覚めてきて、評判のパン屋(ベーカリーショップと呼ぶ方がいいんでしょうが)や最近話題の高級食パンの店に行くようにはなりましたが、それでも自宅でパンを焼くまでの意欲は夫婦共にまだ無く、ホームベーカリーは冒頭書いた通り麺やパスタ、ナンの生地作りが目的です。そしてこれまでもこの工程は私の担当でしたから、今回の購入も私の希望によるものです。

 

うどんも最初は手打ちに拘って、捏ねて足踏みでと讃岐風に作っていましたが、やっぱり手間も時間もかかって大変ですので、最近では専らカトキチの冷凍うどんにお世話になっていますし、ピザやナンについても同様にスーパーで冷蔵の生地を買ってきて冷凍保存するようになっています。

 

という動機で探し出したのが、下のホームベーカリーで、シロカというメーカーの製品です。ホームベーカリーを安価に売り出して大ヒットさせた新興メーカーで、CMを大々的にやっていないので無名に近いですが、知る人ぞ知るメーカーだそうですから、ここのがいいかなと思って決めました。

 

モノが到着後、強力粉、薄力粉、ドライイースト等を揃えてまずはナンを作り始めたのですが、ホームベーカリーの取扱説明書にはナンのレシピがありませんでしたので、ネット記事を参考に材料を入れ、ピザ生地と同じ設定でスイッチオン。
と思ったらコンセントを挿した時点で「ピーピーピー」と大きな警告音が、、。
スイッチを色々いじって警告音は止まりましたが、全く動く気配がありません。取説を見ると表示されている「EE0」は故障の可能性があるので電源プラグを抜き、サポートセンターに連絡せよとなっています。前回のミキサーに続き今回も製品不良のようです。
実はこの他にも、ステッパーやWifi中継器、キーボード等、我が家では不良品が相次いで発生しており、何だか嫌な感じです。

 

既に材料は投入済みで、水も入れていますから再利用は不可、捨てるしかありません。それに夕食はこのナンでカレーを食べる積り(カレーは以前作ったバターチキンカレーを冷凍保存済み)でしたので他の用意をしていません。バタバタしている内に夕食時刻も近付きましたので、この日は妻の緊急リリーフ登板となり、チャッチャッとおかずをこしらえてくれました(ご飯はやはり冷凍を利用)。さすが年季が違います。

 

 

シロカのサポートセンターは17時までの営業でしたので当日の対応には間に合わず、翌日電話でのやり取りにより、現物を送料メーカー負担で返送と決まり、現在修理(交換?)待ちという状態です。直って帰ってくることは間違いないでしょうが、何だか気勢をそがれた思いですね。

 

この記事をアップする直前に修理から戻ってきました。明日にでもナン作りに再チャレンジしようと思っています。

 

 

 

 

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