昨年5月末に2回目の新型コロナワクチン接種を受けてから1月末でちょうど8ヵ月が経過しました。
デルタ株が拡大し始めた頃から3回目の接種、いわゆるブースター接種が言われ始めましたが、その後のオミクロン株の爆発的感染拡大で、前倒し実施も各地で始まっています。
私は昨年末に3回目の接種案内を受け取り、接種日がちょうど8ヵ月経過後の2月1日でした。1、2回目のように接種日時・場所を各自で決めて予約するシステムではなく、予め日時・場所は指定されていて、支障が無ければそのまま接種に行けば良い様になっていました。接種側、被接種側の余計なやり取りが削減出来て良い仕組みだなと感心していたのですが、その後到着した妻の接種案内も、隣接する市に住む義父母もどちらも従来通りの接種日時・場所を各自で決めて予約するシステムになっていました。前回の接種パターンを基本にして予め日時・場所を指定して通知すれば、少なくとも100%が変更を申し入れることはないでしょうから、その分は確実に省力化になると思うのですが、何で元に戻すんでしょうね?
私は前2回はファイザー製でしたが今回はモデルナ製です。報道によればとてもモデルナの評判が悪いみたいですが、「交互接種」それもファイザー+ファイザー+モデルナの組み合わせが一番中和抗体価が高くなるという記事も読みましたので、内心期待しています。
そもそも私は、この「中和抗体」が何なのかもわかっていなかったのでちょっと調べてみました。人が新型コロナウイルスに感染すると、体内ではウイルスに結合する様々な抗体がつくられますが、抗体の中でもウイルスに結合して細胞に侵入するのを妨害する効果を有する抗体を「中和抗体」と呼ぶのだそうです。新型コロナワクチンはmRNAという遺伝情報を接種して、感染前に予めこの中和抗体を作っておく役割を果たすのですね。
会場も前2回と同じところでしたので、迷うこともなくだいぶ早く到着しました。一番混雑していたのは1回目で、運営側も慣れていなくてバタバタしている感じでしたが、2回目にはそれも落ち着きスムーズに接種できました。今回は30分位前に受付に着いたのですが問題なく受け付けてもらえ、書類チェック、検温、問診とサクサク進みました。接種のところでかなり滞留していましたが、それでも、接種後の待機15分を含めて40分かからずに終わりました。
前回は2回とも万一の副反応に備えてクルマは使わなかったのですが、今回はたとえモデルナだとしても当日に大きな副反応が出ることはないだろうと考えて、クルマで行きました。とりあえず運転して帰宅するのに全く支障はなく、そのあとも家でまったり過ごしましたが、これといった副反応はありませんでした。ただ前2回よりも接種箇所の痛みは強かったですね。
翌日である今日も念の為予定は入れず、一人家でのんびりしていたのですが、特に変わったことはありません。熱は朝は36.1度だったのが夕方には36.8度まで上がりましたが平熱の範囲内ですかね。夕方からはこのブログを書きだしている位ですから、接種箇所の痛みを除けば日常と同じと言えるでしょうが、ベッドでゴロゴロしすぎて腰も痛いです。
ブースター接種によって当面は感染リスク・重症化リスクを下げられたと思うのですが、半年もすればまた接種しなくてはならなくなるんでしょうか?通常型のインフルエンザのように毎年接種というのも鬱陶しいですね。
そう言えば、一昨年も昨年も秋口になった頃に最寄りの病院から通常型インフルエンザワクチンの接種案内が来ていましたが、身の回りでは通常型インフルエンザに罹ったという話を全く聞かなくなりました。もしかして新型が通常型を駆逐?とも思ったのですが、それよりもマスク・うがい・手洗いが社会的に徹底されるようになったことの影響が大きいと考えられているみたいです。