シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

我が家流お手軽肉うどんを作りました。

 

妻が3回目のワクチンを接種した日の翌日、激しい副反応とまではいえないものの、頭が痛くて体にだるさがあるとの事で何もしたくない風でしたし、できれば外にも出たくないと言いますので夕食は私が作ることにしました。
副反応があることも想定して、昼食はワクチンを接種した帰りに買って来ていたのですが、夜は近くに食べに行こうと思っていたのです。
ちなみに最近我が家では休日の朝食は昼食兼用となっています。長男が居た時は、彼は遅く起きても3食きっちり食べたい派でしたので、妻は休日で皆遅くまで寝ている場合でも朝食を作り置いていました。しかし長男が家を出てからは残った3人にそこまでの拘りはありませんので、休日は朝昼兼用となりました。もし朝早く起きて食べたい時は買い置きのシリアル等で各自すませる、というルールです。

 

前日スーパーに寄った時に、久し振りに肉うどんでも作ろうかと材料を買って来ていましたので、メニューは自動的に肉うどんです。
私が作る肉うどんの具(牛肉の甘辛煮?)は一般的なレシピからすると規格外に生姜を大量投入します。私が最初参考にしたレシピでは、2人前、牛肉250g程度なら生姜「1/2かけ」となっているのですが、恐らくその4~5倍は使っていると思います。もっともここでいう「かけ」はおそらく「片」「かけら」だとは思うものの、今一つわかっていませんでしたので調べてみるとやはりその通りで、「ひとかけ」は親指の第一関節から先、約15gなんだそうです。だとすれば4~5倍どころか下手したら10倍近く使っているかも知れません。

 

流石に下の写真は2人前ではなく7~8人前なのですが、生姜の量は確かに多いです。牛肉は900g~1kg位使い、残りは作り置いて冷凍保存しているのですが、急ぐ時などはうどんも冷凍麵を使えばすぐ熱々の肉うどんが食べられます。

 

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この日もやはり、常備しているカトキチの冷凍讃岐うどんと白だしを使ったつゆで、簡単夕食の出来上がりです。ただ夕食にうどん単品というのもちょっと寂しいですから、外出中だった娘に頼んでコンビニでパックのおでんを買って来てもらいました。香川県のうどん屋ではうどんにおでんというのは定番なのです。

 

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参照:http://sanuki-udon.blog.jp/archives/18135604.html

 

こんな真っ黒なツユで煮込まれたおでんを各自皿に取って串の数で清算します。当時の香川ではおでんはうどん屋で食べるもので、あまり家庭で食べることはなく、おでんではなく「関東炊き(かんとだき)」と呼んでいましたね。
そして香川でうどんのお供となるおでんには甘い味噌だれが必須ですので、娘が帰ってくるまでにネットで調べて作ってみました。店によって色々な味噌だれがあり、黄色いの、焦げ茶色の、と様々なのですが、私は赤味噌を使って濃い茶色の味噌だれにしてみました。

 

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見た目ほど塩っぱくはないのですが、食べてみるともっと甘みがあっても良かったですね。赤だし用の味噌は塩分が強いようで味噌と味醂、砂糖の配分を変える必要がありそうです。香川風に拘るなら写真の通りおでんは串刺しにしたいところなのですが、そこまで拘る気力はありませんでした。

 

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この生姜たっぷりの肉うどんは、私に慣らされて家族全員が好きになりました。
当初は前日夜から水でいりこ、昆布のだしを取り、調理前に鰹節を加えてひと煮立ち、という手間をかけていましたし、麺も粉を香川から取り寄せて足で踏んで、と拘っていたのですが、今ではすっかり手抜きです。それでも家族の評判は当時も今も変わらないところが情けないですね。
もう一つのレパートリーに、あぶらげを煮付けたきつねうどんというのものあるのですが、どちらも甘辛く煮付けた具がうどんの上に乗りますので、出汁本来の味は隠されていると思います。何も具が入らないかけうどん(讃岐うどん風には「素うどん」)ならいりこ出汁の風味はより際立つんじゃないかと思います。手打ち麺も中々良くできていたと製作者は自負しているのですが、機械式でない手切りの麺ですので太い細いが不揃いで、均一な茹で加減にするのが難しかったこと、鍋が小さいので茹でる時の湯量が少なく、家庭用コンロの火力では湯温を高く保つのも難しかったこと、等々言い訳の材料はあります。

 

 

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