シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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ミニ胡蝶蘭が2年越しに花を付けました。

 

今ウチには妻が昨年ヨガのメンバーさんから頂いたミニ胡蝶蘭があるのですが、昨年秋にすべての花を落とした後も妻がこまめに水をやったり日に当てたりの世話をしていたところ、今月になって2年越しの花を咲かせました。
胡蝶蘭といえばお祝い事の定番で、会社勤めの時は取引先から色々なタイミングで贈られる豪華な胡蝶蘭がいつも受付周りにあったという印象ですが、花が落ちると処分されていたはずで、何年も花をつけるものだとは思っていませんでした。

 

胡蝶蘭は高価な花ですから、これまで我が家では育てたこともありませんでしたので、妻も最初は一年草だと思っていたようです。でも花は落ちてもまだ茎などは青々としていて枯れた訳では無さそうなので、放置するのは可哀そうだと思って世話を続けていたらしいです。
調べてみると、そもそも胡蝶蘭は多年草で、花が散ったり落ちたりしても枯れてしまう訳ではなく、 根腐れしたり病気にかかったりしない限り何度でも花を咲かせることができ、その寿命は50年以上とも言われているのだとか。
それなら、私が知らなかっただけで、総務部門が花の終わった胡蝶蘭を業者に引き取ってもらったりしていたのかも知れませんね。

 

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この胡蝶蘭は冒頭書いた通り妻が貰ってきたもので、とても小さくて可愛らしい花をつけるミニ胡蝶蘭です。妻が貰って来るまでミニ胡蝶蘭というものの存在すら知らなかったのですが、花のサイズが2~4cmのものをミニ胡蝶蘭、3~6cmをミディ胡蝶蘭、10~15cmを胡蝶蘭と呼ぶのだそうです。その分類でいえば今回一輪だけ咲いた我が家の胡蝶蘭は約6cmのサイズですからミディ胡蝶蘭となるんですかね。 

 

こうやって鉢植えの花を育てること自体が久し振りなのですが、それは何故かと言うと、我が家の愛猫「ロク」には若い頃花を好んで食べる習性があって、それ以来家に花を飾れなくなってしまっていたからなのです。若い頃のロクはとても身軽で、天井近くまで高さがある食器棚の上にも食卓から軽く飛び上がる位でしたから、家中のどこに花を置いても彼女の餌食になってしまったのです。花の中には猫にとって有害なものもあると聞きましたので、何かのお祝いで花束や鉢植えを貰った時も、すぐ近所に住む義父母宅に持って行っていました。

 

それがだんだんロクも歳を取り筋力が衰えたことで高い所には上がれなくなりましたし、それと同時に花に対する興味も失せたようで、手の届くところに花があっても食べようとはしなくなりました。

 

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しかし彼女が花への興味を失ったのは「ネコ草」を我が家に常備するようになったのと同時だったような気もします。ネコ草で猫本来の欲求が満たされからだとすれば、若い頃からネコ草を与えていれば花は無事だったのでしょうか。私の実家にも妻の実家にも常に猫はいましたので、それくらいの知識はあっても良さそうなものですが、どちらも完全室内飼育ではなく自由に外と中を行き来していて、殊更ネコ草を買い与えるようなことはしなくても自分で勝手に表の草を食べていたので、ネコ草常備という習慣はありませんでした。私などはネコ草というものが売られている事自体を知りませんでした。

 

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また、花とは関係ありませんが、下のお雛様や端午の節句の兜飾りなども若い頃の猫たちには格好の標的で、細い紐や被り物など常に狙われていました。これも今では興味の対象からはずれ、お雛様も穏やかな日々を過ごせるようになりました。
それにしても我が家のお雛様は3月3日が過ぎて随分経ちますが未だにお帰りになっていません。お雛様をしまい忘れると嫁ぐのが遅れるなどと言われますが、我が家の女性陣はそんな事には頓着していないようです。
私も小さくて可愛らしい我が家のお雛様は好きですし、永く飾ることに異論はないのですが、娘が行き遅れるのはちょっと不安、内心嬉しい、複雑ですね。ジェンダーだと非難されるかも知れませんが、、。

 

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