本当なら今年のSSTRは前日に御前崎入りをして、そこから千里浜へ向かうはずだったのですが、雨の予報により前日ツーリングは中止して、当日自宅から出発することにしました。
この日の千葉県の日の出時刻は4時半過ぎでしたが、5時にはスタートできましたので、私にしては上出来です。スタート地点は市川市の東京湾沿いで、正直海岸という雰囲気は皆無ですし、工場・倉庫地帯なので味も素っ気もありませんが、全国的に天気は良くて気分も上々、ただし昼間は暑くなるという予報でした。
ここからまず最初のポイント獲得のため、外環道の側道である国道298号線を北上して「道の駅いちかわ」を目指します。
早朝ですが道の駅いちかわの駐車場は長距離トラック等で一杯。SSTRのゼッケンを付けたバイクも数台見掛けました。スタートしたばかりですから休憩の必要もなく、立ち寄り登録をスマホのシステムで済ませたらすぐ出発しました。道の駅のすぐそばにある市川北ICから外環道に乗り、ここから長い高速走行の始まりです。
まだ5時半にもなっていませんから、外環道、関越道共に混雑・渋滞はなく、高坂SAまでノンストップで進みました。道の駅いちかわ以来最初のポイント獲得で、そこに至る道中にもSA・PAはあるのですが、休日の行楽渋滞にはまるのが嫌で、都心近くのSA・PAは素通りしました。この日は暑くなるとの事でしたが、そこまでの走行は早朝という事もあり結構寒かったので、高坂SAでは暖かいコーヒーを飲んで休憩を入れ、防風インナーをジャケットの下に着込んでから給油をして再出発です。
その後いくつかのSA・PAに立ち寄りましたが、トイレに行った以外は、跨ったままでナビ代わりにハンドルに取り付けているスマホを操作して、ポイントを獲得したらすぐ発進という飛行機のタッチアンドゴーみたいなことを繰り返し、次の本格的な休憩は関越道から上信越道に入って軽井沢を通り過ぎ、横川SAで朝食をとった時です。
この時点でまだ朝の9時過ぎですから名物の釜飯はさすがに敬遠して、舞茸天そばにしましたが、天ぷらを食べられるのなら、釜飯だって十分食べられたような気もします。またこの日は4時過ぎに起きていますから、起床時刻からは既に5時間近くが経過していて、通常なら昼食といっても良い時刻でもあります。
その後も同じようなことを繰り返して進み、次は各県ごとに定められている指定道の駅に立ち寄ります。どの県の指定道の駅でも良いので、一つ以上は立ち寄る必要があるのですが、この上信越道沿いには長野県の「道の駅しなの」、新潟県の「道の駅あらい」が連続して沿線にありますので、とてもラッキーなのです。
信濃町ICで高速を下りれば道の駅しなのはすぐそばで、黒姫山と妙高山を間近に眺められるとてもいいところです。
ここでもう一杯コーヒーを飲んで一休みしたら道の駅あらいまでは国道18号線で向かいます。距離は25km程度ですし、全く混雑もありませんからすぐに到着しました。道の駅しなのも道の駅あらいも指定道の駅ですから次々とSSTR参加者が集まってきます。さっきは妙高山の南面でしたが今度は北面が見えていますので、雪が多く残っています。
ここまで順調すぎる程で時間にも余裕がありましたので、ゆっくり休憩を取りちょっと早いですが昼食を食べていくことにしました。ここには氷見の「きときと寿し」の支店があり、前々回のSSTRの帰り道ツーリングでこの敷地内にあるホテルに一泊した時に夕食を食べたことがあったのです。
11時の開店と共に入店しましたが、既に4~5人が開店を待っていました。
きときと寿しは、やはり数年前のSSTRで北陸エリアを管轄する業務についていた友人に氷見本店に連れて行ってもらい、回転ずしとは思えないおいしさと、上の写真の「蟹てんこ盛り」に衝撃を受けて以来機会があれば行きたいと思っていた店なのです。本当は明日以降の個人ツーリングで氷見の本店に行きたいところですが、目の前にあれば寄ってしまいます。
結果的にはこの日寄っておいて良かったと思う事態となってしまったのですが、、。
横川でそばを食べてからまだ2時間余りしか経っていませんのでそうそう食べることも出来ず、みそ汁含めて7皿で終了でしたが、考えてみればカニだのタコだのばかり食べて魚は一皿も食べていませんでした。
昼食も終わり、この後上信越道に乗りなおして午後の部スタートなのですが、長くなりすぎましたのでこの後の行程は後編として分けることにしました。続きます。