2019年の5月末が33年余り勤務した会社の最終出勤日で、そこから現在の半隠居生活が始まりました。そしてその時にこのブログを書き始めて、ちょうど3年が経過したことになります。石の上にも三年と言いますが、何事にも飽きやすい私がよくここまで続けてこられたものだという感慨はあります。
考えてみれば、幼稚園に入園して以降この時までの約60年、平日は常に学校なり職場なりに行くことを強制されていた訳ですし、それ以前は親の管理下にありましたから、ほとんどの時間を自由に使えるのは人生初めての経験です。
私の学生時代は日曜日だけが休みの週6日制で、職場でも完全な週5日制になったのは最後の職場となった会社に転職した1986年以降の事ですから、週休1日と2日が大体半分位ずつという事になります。それに家庭を持ってからは、休みといえども自分一人のものではありませんから、子供も成人し、妻ともお互いの時間を尊重、という時期になっている今、初めて週7日が殆ど自分のものということになりました。
私の学生時代は日曜日だけが休みの週6日制で、職場でも完全な週5日制になったのは最後の職場となった会社に転職した1986年以降の事ですから、週休1日と2日が大体半分位ずつという事になります。それに家庭を持ってからは、休みといえども自分一人のものではありませんから、子供も成人し、妻ともお互いの時間を尊重、という時期になっている今、初めて週7日が殆ど自分のものということになりました。
ですから3年前上の記事でも書いていますが、この沢山の時間をどう使うかの一つの答えがブログだったのは間違いありません。これが現役時代だったらまず継続はできなかっただろうと思います。
ブログを始めるにあたって、指南書的な記事にも色々目を通しましたが、基本はブログの収益化のための手ほどきでした。確かに時間の有効活用で始めるブログでもし報酬が得られるなら最高ですし、それが実現すれば、「文筆家」の端くれです、みたいに名乗ることもできるかも?などと妄想は膨らみます。プロのブロガーという言葉には気恥ずかしさがありますが、文筆家という言葉は若い頃からの憧れでもあります。
こういった指南書にはどれも、読者が求める記事を書くこと、毎日記事を上げること、記事あたりの文字量は1000~1500字を確保すること、などがあげられていました。
まず読者が求める記事という点で考えると、私の書けそうなことの中では、これまで数十年従事してきた人事関係の記事、所属企業・業界の暴露話、趣味のバイク・読書あたりがかろうじて当てはまりそうです。
しかし人事関係の裏話や企業・業界の暴露話には書いて面白そうな話も確かに多いですが、個人情報や営業機密が山盛りですのでとても危険。また採用・教育・労務関係等なら指南的なことは書けそうな気もしますが、結構寡占的な業界でしたので具体的な経験談を書くと容易に企業名まで特定できそうで、やはりこれも除外せざるを得ません。また現在進行形で業務に携わっている訳ではありませんので、過去話はいずれ枯渇してしまいます。
そして趣味のバイク・読書は所詮中途半端な素人ですので、とても情報提供レベルの記事が書けるとは思えませんでした。
結局落ち着いたのが、バイクの記事を中心としながらも、リタイア老人の平凡な日常を描く今の形式で、この時点で収益化計画はほぼ挫折です。
しかし人事関係の裏話や企業・業界の暴露話には書いて面白そうな話も確かに多いですが、個人情報や営業機密が山盛りですのでとても危険。また採用・教育・労務関係等なら指南的なことは書けそうな気もしますが、結構寡占的な業界でしたので具体的な経験談を書くと容易に企業名まで特定できそうで、やはりこれも除外せざるを得ません。また現在進行形で業務に携わっている訳ではありませんので、過去話はいずれ枯渇してしまいます。
そして趣味のバイク・読書は所詮中途半端な素人ですので、とても情報提供レベルの記事が書けるとは思えませんでした。
結局落ち着いたのが、バイクの記事を中心としながらも、リタイア老人の平凡な日常を描く今の形式で、この時点で収益化計画はほぼ挫折です。
次に毎日記事を上げるという点と文字量の点ですが、最初から1000~1500字を毎日書くことはいかに暇になったとしても多分無理だと感じましたので、どちらを取るか考えた上で、文字量を確保する方を選びました。
結果としてこの3年間は、日常報告的な雑記ブログを、隔日で1000~1500字、時には2000字程度で書き続け、記事数はキリ良く555記事、アクセス数が11万弱となりました。当初は収益化の色気もありましたので、独自ドメインを取得して、はてなブログProに加入し、Googleアドセンス、Amazonアソシエイトにも登録しましたが、収益ははてなブログProの料金にようやく届くようになってきた程度なのが現実です。
収益化の夢は閉ざされましたが、余暇時間の有効活用という点では十分役に立ってくれていますし、ブログのネタ探しで常に好奇心旺盛に居続けられるという効果も感じていますので、今後も続けられる限りは続けて、Kindleには無料自費出版というのがあるそうなので、死ぬ前にそれで本にでもしましょうかね。