シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

腰痛との長い付き合い

先日、よりによってSSTR本番の日、持病ともいえる腰痛を発症して、その後数日間苦しむことになってしまいました。
起床時にギックリ腰特有の鋭い痛みが走ったのですが、腰痛とも長い付き合いで、この時の自己判断では大したことはなさそうでしたからそのまま出発しました。しかしこの判断には、行きたい!という気持ちが強く影響していたのは当然で、自業自得ではありますがその後結構苦しむことになりました。


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痛くなった時改めて、腰というのは曲げる、反る、捻るという動作を常に繰り返している事に気付くのですが、私の場合曲がった状態や伸ばした状態をキープしてさえいれば殆ど痛くはありません。しゃがむというのは曲げた状態ですが、そこから立ち上がって反る状態に移行する時に激痛が走り、崩れ落ちる、ということになります。立ち姿勢からしゃがむときも同様で、ある一点で激痛に襲われます。

ですから、一定姿勢を保っていれば比較的ラクですし、バイクの操作、特に高速道路ではさほどの姿勢変化はありませんから、走行中は結構大丈夫なのです。一般道なら、頻繁な発進・停止、前後左右の確認等が必要ですし、状況によっては急な姿勢変化もあり得ますから、本来あまり好きではない高速走行ですが、結果的には今回高速主体のルートにしておいて良かったです。

ただ背中を丸めた(腰を曲げた)前傾姿勢で固まってしまうとバイクを下りる時に大変なことになりますから、背中を丸めずそっくり返るような姿勢を心がけて走っていました。私の愛機R1200Rは元々スーパースポーツのような前傾姿勢にはなりませんし、市販のハンドルアップキットでさらに2cm程ハンドルを上げていますので尚更その姿勢は取りやすかったのですが、高速で上体を起こすとバイザーの風防範囲より伸び上がることとなり、胸から上はモロに走行風を受けてそれはそれで結構しんどいです。このハンドルアップキットは、大柄なドイツ人と比べて手足の短い私にはこのバイクのハンドルが遠く感じて取り付けたのですが、わずか2cmの差でも市街地等ではずいぶん乗りやすくなりました。


結局SSTR当日は腰痛が回復することはなく、翌日のツーリングも中止して帰宅することになりました。ノートPCも持参していて、SSTR後もツーリングを続けるならホテルでSSTR参戦記を書くつもりだったのですが、それどころではなく、布団にうつ伏せになって(この時はこの姿勢が一番楽だったのです。)大人しくしていました。温泉は一番風呂で私一人で独占でしたから、ゆっくり浸かって腰のストレッチをしたり露天風呂に入ったりした結果少しは楽になったのですが、そういえばコロナ以降で大浴場に入ったのは初めてで、2年半ぶりくらいのことです。正直大浴場で他人と一緒になることには抵抗があってこれまで避けていました。マスクはおろか何も身に着けない素っ裸ですから、、。

SSTR翌日はだいぶ良くなっていましたが、帰宅後やはり疲れが出たのか一週間くらいは痛みが続いていました。ただギックリ腰の鋭い痛みではなく、腰が疲れた時の鈍痛がいつまでも続く、という感じでした。と言いながらも翌週には娘のFTRを引っ張り出して外房まで走りに行ったりしているのですが、この時もまだ腰に不安はあり、軽いFTRならという思いがあったのも事実です。

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その後は会食の機会があったり、東北・北関東に仕事で出かけたりしている内にいつの間にか治っていました。病院のお世話になるまで悪化せずに済んで良かったですが、発症は突然でも治り方はいつもこんな感じです。

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