シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

朝食は「かにぱん」でした。

 

ある平日の朝、妻も娘も仕事で出かけた後になってゆっくり起きた私は、朝食を食べようとキッチンに置いてある朝食セットを取りに行きました。

 

我が家の朝食セットは、A4サイズ程のプレートに、その時々の果物、トマト、キュウリを中心とした野菜、パンやクラッカーをひと盛にして、別にヨーグルト、牛乳が添えられたものが定番です。この日も仕事前にこのプレートとヨーグルトを妻が用意してくれていましたので、私は牛乳を注ぐだけです。仕事に向かう妻にそれを任せておくのは心苦しいのはその通りなのですが、娘と自分の用意をするついでだからという妻の厚意に甘えることにしています。

 

ただし、皆が休日の日は妻の朝食作りもお休みと言う事になっていて、その時の私の朝食はもっぱらドライフルーツ入りのフルグラというシリアルにヨーグルトと牛乳をかけたものなのですが、最近起床時間が遅くなりがちで朝昼兼用も多いです。
ちなみにフルグラはフルーツグラノーラの略で、我が家ではカルビーの糖質オフのものを愛用しています。シリアルは主に「グラノーラ」「コーンフレーク」「ミューズリー」の3種類に大きく分けられているそうで、ミューズリーは知りませんでしたが、これはスイス発祥らしいです。グラノーラはオーツ麦、玄米、ナッツなどにシロップやオリーブオイルなどを混ぜ、オーブンで焼き上げたものです。

 

 

さてこの日妻の用意してくれていた朝食プレートですが、下の写真でお判りの通り、本来パン・クラッカーが置かれている場所に昔懐かし「かにぱん」が鎮座していました。まあ確かにパンの一種と言えばその通りなのですが、かにぱんには意表を突かれ、思わず笑ってしまいました。私の記憶にあるかにぱんはもっと大きなものですが、これはミニかにぱんという商品なんだそうです。ビジュアル的にも面白くないですか?

 

 

小さなかにぱんがちょこんとプレートに乘っていたこともユーモラスに感じた要因で、思わず写メを撮って妻に「(笑)メール」を送ってしまいました。
味はと言えば昔の給食のコッペパンを甘く食べやすくした感じで、正直そんなにおいしいものとは思えませんが、妻はこれが大好きで、定期的に買って来てはおやつ代わりに食べています。この日は朝食用のパンもクラッカーも切らしていたんでしょう。
残っていたかにぱんの袋を見てみると、三立製菓というメーカーの製品で、カンパンや源氏パイなども作っているようです。袋には「乳酸菌130億個」と大きく書かれていましたが、正直その凄さがわかりません。

 

妻はこのかにぱんに限らず、源氏パイ(これも上記のとおり三立製菓)とか甘露飴とかビスコとかちょっとマイナーで懐かしいものが好きなのです。マイナーでも古い商品でもないぞとお𠮟りを受けそうですが、これはあくまでも私の主観です。

 

ですから上記の商品群は結構頻繁に我が家で目にするのですが、私が手を出すことは殆どありません。私はこのような昔風の素朴な味より、もっとジャンキーな刺激的な味の方が好きで、その点妻とは全く嗜好が違います。お菓子類以外の食でも、音楽でも、ファッションでも妻とは正反対の好みのことが多く、子供たちからはそれでよく夫婦がつとまってるねと不思議がられますが、我々二人の間ではだからこそ続いているのかも知れないねと言う事になっています。磁石のN極とS極みたいなものだとの理解です。ただ多くの部分で好みは違っても、善悪の基準とか根本的なところが食い違っていないことはお互い信頼していて、それはやはり大事だと思います。

 

いつもの事ですが、今日はかにぱんから夫婦の相性まで話が飛躍してしまいました。

 

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