自宅用のPCを買い替えまして、旧PCも苦戦したものの無事ネットオークションで売却できました。ネットオークションでの売買、特に売却時には取引成立後もしばらくは何か不具合があってクレームが入るのではないかと気になるのですが、ここまで時間がたてばひとまず安心です。
ネットオークションで出品する際には、決まり文句のように「ノークレーム、ノーリターンで」という一文を入れるのですが、果たしてこれがどこまで有効なのか調べた事も無く、不明なままです。幸い過去出品した商品にクレームが入ったことは無いのですが、随分前に一度入金でのトラブルはありました。
先方は確かに振り込んだの一点張りなのですが、私の口座には入金されておらず、確認してみると確かに私のミスで口座番号を間違えて連絡してしまっていたのです。振込完了したのだからあとはそっちの責任だと言い張るのですが、口座名義は私ですから口座番号が違っていれば振込不能で戻っているはずです。
銀行に事実確認した上で相手と直談判することもできましたが、当時は匿名取引の仕組みもありませんでしたから相手の住所も氏名も判っている代わりに当方の情報も筒抜けです。正直こんなことで代金支払いを拒む(私にはそうとしか思えませんでした。)相手には関わりたくもありませんでしたし、幸い数千円の少額取引でしたから、ネット取引の授業料と思ってあきらめることにしました。
今なら代金振込みを確認した後発送すれば良い仕組みですし、落札者側も、現物に瑕疵がないか確認して受取り確認するまでは代金が引き渡されなくなっていますので、双方安心です。
新しいPCは反応も早くて快適なのですが、標準の有線マウスはコードが邪魔で使いづらいと以前から感じていて、無線方式に買い替えることにしました。標準のキーボードとマウスは既に入れ替えてクローゼットにしまい込んでいるのですが、売却した旧PCの付属品と全く同じ上の写真のやつです。
娘に相談したところ、どうせ変えるならマウスを動かさなくていいトラックボール式が良いよと勧められ、更にキーボードももっとコンパクトなものが良いんじゃない?と誘惑されてその気になりました。ついでに写真のアームレストまで買ってしまいましたが、そこまで根を詰めてタイピングするようなことはほぼありません。
トラックボール式のマウスは確かにマウスを上下左右に移動させなくていい分、とても使いやすいですが、親指でトラックボールの微妙な調整をしようとすると段々疲れてきて親指がプルプルします。
娘は社会人のスタートから在宅でリモートが標準となり、会社支給のノートPCに接続する大型のモニターやキーボード、マウスをどんどん買い揃えていて、仕事環境は私の比ではない位充実させています。社会人になったことで懐が温かくなったこともあり、ガジェット好きの血が目覚めたみたいです。
特に娘は幼い頃から「ボタンフェチ」のところがあって、例えばエレベーターのボタン、飲食店での呼び出しボタン、インターホン等々ボタンと言えるものは全て自分で押さないと機嫌を損ねるような子供でした。その延長線上でキーボードにもとても興味を持ち、私が使わなくなったデスクトップPCのキーボードだけは処分せずに彼女の為に置いてあって、彼女は暇を見つけてはそれを引っ張り出してタイピスト宜しくパチパチやって悦に入っていました。まだ幼稚園に入る前から小学校入学位までそんなことをやっていましたね。
また、その頃の娘は近くのショッピングセンターのゲームコーナーでは一種の有名人で、ボタンを連打してコインを獲得するゲームでは、猛烈な速さでボタンを連打して大当たりを連発し、大勢のギャラリーを従えていました。ちょっと離れたところからでもタンタンタンというリズミカルな音と「お~!」というギャラリーの歓声が聞こえ、どこで娘がいるかすぐわかったもので、我々は「連打の〇〇〇」と呼んでいました。
そして娘は今ではボタンフェチからキーボードフェチに進化していて、写真以外も含めて8台のキーボードを持っています。ノートPCも2台ありますから、10個のキーボードを使っていることになりますね。
好きなだけあって、ブラインドタッチは勿論タイピングの速さもかなりのもので、私の雨だれタイピングを見て「お父さん遅っ!!」とほざいています。