シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」と「しあわせの隠れ場所」のサンドラ・ブロックが良かったです。

 

この日、妻と娘は一緒にお出かけで、私は愛猫「ロク」と適当な距離を保ちながらのお留守番でした。
あまり天気も良くありませんでしたし、たとえ晴れていても土日はバイクに乗ることを控えていますので、映画鑑賞の日としました。ロクとの距離は彼女からの一方的な指示であり、私としては膝の上に乗って来てくれて一向に構わないのですがそうはさせてくれません。

 

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、トム・ハンクス、サンドラ・ブロックというビッグネームの共演ですが、主役は二人の息子役のトーマス・ホーン君です。演技未経験の彼はこの映画でいきなり主役に抜擢されたのだそうです。

 

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9.11を小説化し大ヒットした2005年の原作を基に、2012年に公開された映画です。9.11で亡くなった父(トム・ハンクス)の残した謎を解くために、公共の乗り物に乗れない、閉所恐怖症、大きな音が苦手といった様々な障害を抱えるオスカー少年がニューヨークの街に出て行くのですが、母親(サンドラ・ブロック)、祖母、謎の老人、それぞれが彼の事を温かく見守ります。

 

題名の「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、母親の主人公への接し方を指しているという解釈が多いようですが、HSP的気質もある少年は、母親のみならず、ニューヨークの街で出会うすべての人にこういう感覚を抱いたのではないかなと感じました。
トム・ハンクスは勿論良い演技を見せるのですが、冒頭で死んでしまう設定なので、殆どが懐古シーンでの登場です。必然的にサンドラ・ブロックの存在感が増してくるのですが、「スピード」でキアヌ・リーブスと共演した時はとても可愛い女優さんだった彼女も、今やハリウッドで最も高額ギャラの大女優なんだそうです。

 

サンドラ・ブロックは、以前観た「しあわせの隠れ場所」という映画でも正義感の強い素敵なお母さん役を演じていて、その時も彼女だということは判っていたはずなのですが、今回の映画であのお母さん役もそうだったんだと思い出すことになりました。
今回改めて「しあわせの隠れ場所」も早送りをまじえながら見直してみたのですが、サンドラ・ブロックはこの映画でアカデミー賞主演女優賞を受けたのだそうで、「しあわせの隠れ場所」が2009年の公開、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が2012年ですから、この頃から彼女は着実に大女優への道を歩んでいたんですね。私ごときが偉そうに言うことではありませんが、確かに魅力的な良い女優さんだと思います。

 

こちらは実在するNFLのスタープレーヤーの半生を描いた映画で、アメリカの階級社会、人種差別等色々な問題を考えさせられるものでしたが、サクセスストーリーであることは約束されていますから、その点安心して観ていられます。

 

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最後にちょっとまた余計なネタを、、。
サンドラ・ブロックは今やハリウッドを代表する大女優ですが、一方で私たちと同じか更に上の世代の紳士方には、サンドラ・ジュリアンという忘れられない女優さんもいました。恐らく日本ローカルでしか知られていないフランス人女優ですが、わかる方にはわかると思います。日活ロマンポルノ全盛期に、東映がそれに対抗すべく招へいした女優さんでしたが、当時はそんな事情を知る由もなく、単にキレイだなあと憧れて観ていただけでした。

 

 

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