マイナポイントの第2弾が実施されていて、私は早々に第一回目と同様Suicaでの受け取り手続きを終えていたのですが、妻と娘は全く処理をしないままにここまで来ていました。
せっかくマイナンバーカード持っているんだし、権利は早めに行使した方が良いよと言っていたんですが、グズグズしている内に、市役所から二人宛にマイナンバーカードの電子証明書の期限が到来するので更新手続きをするようにとの案内が来ました。正直彼女たちは二人ともマイナンバーカードを持っていて良かったと思える場面がこれまでほとんど無かったこともあって、マイナンバーカード自体にもあまり関心が持てないようでした。
妻と娘、そして今は別居している息子のマイナンバー取得手続きは、5年前に一括して私がやったのですが、当時学生だった子供たちも今や社会人ですから、放っておいても更新手続きは当然自分でやるだろうと思っていたら、妻を含め一向にやる気配がありません。そこで、このまま期限切れになってしまうと今回のマイナポイントももらえなくなるよと伝えたところ、俄然焦り始めました。
まずやるべきは電子証明書の期限更新ですが、私は彼らの1年前にマイナンバーカードを取得していましたから、昨年更新期限が到来して手続きに行っています。その時はマイナンバーカード自体の有効期限とそこに搭載されている電子証明書機能の違いが良く分かっておらず、「??」となりながら手続きに向かったことを思い出しました。詳しくは下記のブログの通りですが、簡単に言えば、マイナンバーカード自体の有効期限は10年ですが、そこに搭載されている電子証明書機能の有効期限は5年となっていて、カードの有効期間中に1回は更新手続きが必要となります。
ということで、妻と娘はあたふたと最寄りの市役所の支所に出向き、手続きをしてきたのですが、やってみれば10分もかからない手続きで、二人とも拍子抜けしていました。私が去年手続きした時には確かまだ本庁での対応に限られていて、コロナが未知のウィルス的な存在で恐怖感があった中、とても混雑する市役所での対面手続きに結構ストレスを感じたのですが、それに比べれば随分改善されたものです。
ただ二人に聞くと、支所での雰囲気は至極まったりしていて、この電子証明書の更新用の端末処理のできる職員が本庁から派遣されて駐在しているらしいのですが、係員1名がフルタイムで必要な程の作業量があるとは到底思えず、凄く非効率さを感じたとの事でした。上記のように利用者の利便性という面では大きく改善していて、直接的な満足度は相当上がっているでしょうが、行政の非効率は税負担となって間接的には我々の懐を痛めるわけですから、そのバランスは難しいですね。
その後二人とも無事マイナポイントも受け取り一件落着したのですが、それにしても国や地方自治体の制度・施策に関する二人の無関心さはかなり心配です。
まあ妻については、結婚時からの何となくの取り決めで、こういったことは私の持ち分みたいになっていますので仕方ない面もあるのですが、我々夫婦の年齢差(妻がかなり若い)からすればほぼ100%後に残るのは妻ですから、そろそろ自分で何でもやるようにしないとマズイです。これも終活の一歩ですかね。
そして娘については論外で、たまたま同居していますから声もかけますしアドバイスもしますが、一人前の社会人としてどうなんだという点が他にも多々あります。
一方既に家を出ている息子に聞いてみると、彼は通知が来て早々に手続きを終えていて、マイナポイントも既に受領済みでした。息子も同居していた頃には妻や娘と同じだったと思いますので、自分でやらざるを得なくなればやれる、妻も娘も心配には及ばない、という事なんでしょうかね。
話を面白くするのなら、私と息子の血液型は「A」、妻と娘は「O」でして、何かにつけて几帳面な「A」、アバウトな「O」と妻・娘を揶揄する材料に使っていました。今回も見事にそれに当てはまる訳で、血液型で人の性格を判断することができないのは重々承知していますが、色々な現象に不思議と説明がついてしまう気になるところも血液型診断の面白いところですね。
(妻・娘を揶揄するというのはあくまでも冗談レベルで、関西人気質の我が家ではこういった会話が日常的に飛び交うのですが、逆に私と息子は、堅物で融通が利かない、みたいな話を倍返しでされています。)