シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200Rツーリング:房総半島「カネシチ水産」と「バイク神社」

以前の職場の同僚・後輩からツーリングの誘いをもらいました。先月のツーリングキャンプとはまた違うメンバーですが、退職後3年半経っても忘れず誘ってくれるのはありがたい限りです。普段はソロツーリングの方が気楽だとかうそぶいていますが、こういうのは素直に嬉しいです。

 

当初は御殿場で落ち合って富士五湖道路経由、山中湖、忍野八海、道志道というツーリングの定番コースだったのですが、紅葉のピークでもあり混雑は避けられそうにないということで、急遽私の地元、房総コースに変更となりました。
ソロツーリングの場合はあまり高速は使わないのですが、今回はマスツーリングの計画に乗って行動しますから、高速利用も多くなるだろうと考えて、前日に「[ドラ割]ツーリングプラン2022(東関東道・館山道コース)」というものを申し込みました。2日間有効で2500円です。

 

 

朝9時館山道の君津PAに集合でしたから、渋滞さえなければ7時半に出発しても間に合うはずなのですが、週末の朝は房総方面もなかなかの混雑になります。余裕を見て6時半に出発しましたが、地元とはいっても千葉県北西部から京葉道・館山道と進む私より、アクアラインを使う東京・神奈川組の方が早い位です。予想通り穴川IC周辺でかなり混んでいましたが、7時前に高速に乗っていましたのでまだ混雑は少ない方でした。

 

朝ご飯も食べていませんでしたので、市原SAで時間調整も兼ねて軽く食べて8時40分には君津PAに到着しました。
既に殆どのメンバーが揃っていて、この日の構成は、カワサキZ1(1970年代製)、ゼファー1100×2(1990年代製)、ホンダレブル250、ドゥカティXディアベル、ハーレースポーツスター1200XL、そして私のR1200Rの7台です。カワサキのZ軍団はそれぞれ個性的にカスタムされていて、何百万の塊が走っているようなものですが、正に大人買いの世界です。現代車のほうも少しずつ手を加えられています。

 

 

9時に君津PAを出発しましたが、最初の目的地である鴨川の「カネシチ水産」に直行すると10時前後には着いてしまい、ちょっと早いですから、富津竹岡ICで高速を降り、内房沿いの国道127号線、通称内房なぎさラインを南下して、時間があれば野島崎灯台に寄って行くことにしました。上の写真はその途中トイレ休憩の時です。
その後順調に進んだのですが、館山道の終点、富浦ICを越えたあたりから徐々に混み始め、野島崎まではちょっと無理な感じとなって来ましたので、館山の市街地の少し手前から県道296号線に入り、外房の和田に抜けることにしました。
このK296はR127、途中からR128(外房黒潮ライン)の少し北側をほぼ並行して走る、交通量の少ない快走路なのです。ただこういう所には得てして落とし穴が待ち構えているもので、もう少しで和田、外房の海が見えるという地点にある見通しの良いT字路で、一時停止違反の取り締まりをやっていました。その時は私が先頭だったのですが、丁度川崎ナンバーのレンタカーに追いついたところで、そのレンタカーが、完全停止はしないままで発進し、私もそれに続こうとした瞬間前車が停止させられているのが目に入りました。慌てて停車し、何事もなかったように通り過ぎましたが、前にあの車がいなければ私もまず間違いなく捕まっていたと思います。
周囲は稲の刈り取りが終わった田んぼで、どちらからも遠くまで見通せますし、交通量もとても少ないですから、前車同様私もせいぜい徐行程度で通過していただろうと思います。

 

 

そんなことで無事落とし穴を回避してカネシチ水産に到着したのが10時40分頃、ちょっと昼食には早いですが、ここも混むことで有名な店ですから、まあ良しとします。
この日私は金目鯛の煮つけ定食にしました。お代は2750円也、以前は確か1800円程度だったのでかなり高くなりましたが、金目鯛は結構な大きさで、伊豆辺りで食べるとこの倍くらいは取られるんじゃないかと思います。唯一の女性メンバーは刺身セットですが、これもかなり豪快に盛られていてかなりお得感はあります

 

 

全員満腹となり、ここからは鴨川市内にあるというバイク神社を目指します。ここにバイク神社があることは知りませんでしたが、正式名称は「天津神明宮」で、立派な神社でした。バイク用のお守りやお札があり、駐車場には「茅の輪くぐり」をもじった「二の輪くぐり」が用意されていました。

 

 

ここからは一旦鴨川の市街地に戻り、房総スカイラインを走って、「道の駅ふれあいパーク・きみつ」で最後の休憩後、君津ICで館山道に乗り、私以外のメンバーは海ほたる経由東京方面、わたしは逆に圏央道を銚子方面に走って無事16時頃帰宅しました。6時半出発ですから9時間半のツーリングで、走行距離は約330kmでした。
途中バイク電源からスマホに給電するためのUSB-Cアダプターを紛失してしまい、完全にスマホのバッテリーが空となって、午後からはナビなしでの走行でした。今日のコースは良く知っている道ばかりですからそれでも不自由はないはずなのですが、うろ覚えでどっちだったか迷うところも多く、また写真も撮れなくなりましたから、日常でのスマホ依存度の高さを実感しました。

 

最後に、この日の最重量級車であるディアベルですが、オーナーは身長150cmそこそこの華奢な女性で、このでかいバイクをスイスイ操っているのはカッコいいです。

 

 

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