シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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紅葉の「観音寺」(柏市逆井)と「東京らぁめんちよだ」

 

柏市で朝一の所用を済ませた後、柏市の郊外、逆井(さかさい)という所にある観音寺に紅葉を観に行って来ました。

 

その前に、柏市役所そばの柏諏訪神社に立ち寄って、宮司さん宅のフクロウにご挨拶ですが、ぐるりと首を向こう側にまわしたまま一向にこちらを向いてくれず、お目通りはかないませんでした。ご機嫌斜めだったのか寝ていたのか、、。

 

 

柏市の南部にある逆井という地名は、昔ここにあった不動様の水源から、まるで上下を逆さにしたように勢いよく水が湧き出していたから、という説があるそうです。
そして、今は祀られることもなくなったその不動様のお堂が、子供たちが小さい頃何度か連れて行ったこともある公園の片隅に今もひっそりと残っていることをこの記事で初めて知りました。その頃は何も知らず、ただ子供を遊ばせていただけでしたが、先日紹介した「パーマネント神喜劇」や「憑神」という小説にも、誰にも顧みられなくなって忘れ去られた神社が出てきていましたし、何だかしんみりします。

 

私の住む千葉県の北西部にはこれ以外にも難読地名が多いのですが、今回逆井の由来を調べていて、やはりこの近くにある「土(つち)」という地名のことも知りました。既に地名としては存在せず、土(つち)中学校、土小学校という校名にだけ残っていて、難読という訳ではありませんが、変わった校名だなあと思っていました。
これはやはり土村(つちむら)という地名の名残で、柏市の南部、純農村地帯の十一の村が合併した時に、合併した十一の小さな村がお互いに発展し結束することを誓って一字の土とし、また土という字に農業によって発展してきた歴史も込めたのだそうです。とても意味深い地名だったんですね。

 

この逆井にある観音寺は、花のお寺として牡丹や藤がきれいなことでも有名で、今年の春にも訪れています。
この日、紅葉は既に終わり近かったですが、好天でもあり多くの見物客で賑わっていました。とはいえ平日昼前ですから平均年齢はぐっと高く、校外学習か何かで訪れていた中学生の一団がその平均年齢をかなり引き下げてくれていました。 

 

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観音寺に到着したのが11時前、境内をゆっくり散策して11時半近くなったところで、すぐそばにある「東京らぁめんちよだ」にラーメンを食べに行く事にしました。
というよりも、この日の目的は実は東京らぁめんの方であり、11時半の開店までの時間つぶしの積りで観音寺に寄ってみたところが、思いのほかきれいな紅葉が残っていて、今年ほとんどできなかった紅葉見物が出来てラッキーだった、という事なのです。
私の場合「花より団子」ということが多いです。

 



このラーメン屋は過去にも何度か紹介していますが、柏市郊外の田舎風景の中にある、まるで建設会社の飯場風の建物ですから、看板がなければ誰もラーメン屋だとは思わないでしょう。現実にも、建設会社の経営者が趣味で始めたラーメン作りが本業となり今に至っているもので、元々本物の建設会社の社屋・倉庫だった訳です。

 

ここの「中華そば」は魚介の出汁が効いたオーソドックスな醤油ラーメンで、スープに散らしたユズのかけらがいいアクセントになっています。この日トッピングした味玉は、ゆで卵と呼んだ方が近い感じではありましたが、いつも通り大変美味しくいただき満足しました。

 

 

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