シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

2022年、今年最後のブログです。

 

2022年もあと数時間で終わります。
毎年言っているような気がしますが、「え? もう年末?」というのが実感で、月日の経つのが恐ろしく早いです。

 

私のように歳を取ってきて月日の流れを早く感じたり、楽しい時間があっという間に過ぎてしまうように感じたり、別に1秒の長さは変わらないのに不思議です。
歳を取るにつれて月日の流れが早くなるという現象は、心理学の研究対象ともなっていて、「ジャネーの法則」という名前もついているのですが、これは「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」というものです。歳を取って行くとその年齢に占める1年の割合は当然に減ってきて、例えば10歳の時の1年の割合は10%もあったのに対して、今68歳の私にとっての1年はわずか1.5%弱にしか過ぎませんから、その差は明らかで、短く感じるのは当然ということですね。
また、新しい経験が減っていくと時間の経過は早く感じられるので、同じ事を繰り返している大人の時間はすぐに経つ、ともいわれているそうです。これにも思い当たる節があります。

 

そして「楽しい時間は早く過ぎる」という現象は、楽しいとその物事に集中して取り組みますが、結果色々なことを考えていない状態となって時間の経過が早く感じられる、という理屈で、これは上の「新しい経験が減っていくと、、」というケースと同じです。
また、楽しいと心拍数が上がり動作が機敏になるのも、時間の経過が早く感じられる原因なのだ、という解説もありました。

 

どうせ時間の経過を早く感じるのならば、「楽しい時間は早く過ぎる」という状態で暮らしたいものですが、ではあっという間に過ぎた私の2022年にはどんな出来事があったのか振り返ってみます。
そんな時この日記代わりのブログは便利で、今年はこの記事を含めて184本の記事を隔日掲載してきましたので、ほぼ当時の記憶を呼び起こすことが出来ます。

 

まず今年一番のトピックスは3月に娘がコロナ感染してしまったことです。当時は今よりもコロナに対する恐怖感は強く、感染が判明した時にはかなり身構える感じがありましたし、同居している妻も私も感染を覚悟したのを思い出します。そして真っ先に頭に浮かんだのは、全員が重症化し入院ともなってしまったら、愛猫「ロク」をどうしよう?という事でした。幸い娘は重症化せず、妻も私も感染せずに済みましたが、家族3人の隔離生活はかなり厳しかったです。そしてコロナ当初より格段に使い勝手が良くなったネットスーパーやフードデリバリーにはずいぶん助けられました。

 

このブログのテーマでもあるバイクライフですが、今年は計18回のツーリングに出かけていました。約3週間に1回のペースですが、殆どが日帰りツーリングで、お泊りツーリングは、5月のSSTRと10月のキャンプツーリングの2回だけでした。
ツーリング回数としてはまあこんなものでしょうが、もっと長距離、できればもう一度北海道・九州ツーリングにも行きたいですし、バイクでは未踏の東北にも行きたいですね。
また私の愛機R1200R以外に、娘のFTR223も今では殆ど私のバイク化していますので、これにも乗ってやらねばならず、近場はFTR、中長距離はRという役割分担が必要です。

 

その他では、愛車POLOでのドライブや家族の慶弔にも単独・家族で結構出かけていたのですが、やはりコロナの影響で在宅率が高いのは事実で、そのせいかNetflixやAmazonプライムで観た映画のこともかなり記事にしていました。
となると、いくら色々な映画を観たとはいえリビングで安楽に画面を眺めているだけですから、「同じ事を繰り返している大人の時間はすぐに経つ、、」に当てはまる生活だったとも言えそうです。

 

では来年にはもっと外に出ることを多くして、体感時間を長く、、と言いたいところですが、コロナの状況もまだまだ不透明ですし、それに加えて我が家では愛猫「ロク」が最近かなり老いを実感させる状況となってきて、妻と私が交代で見守る体制となっていますから、在宅率は今年より更に増えるかも知れません。ただ私にとっては、若い頃から疎遠だったロクとの仲が急速に縮まっているのがとても嬉しくもありますので、全く苦にはなりません。安楽な老後を全うさせてやろうと思っています。

 

という事で来年も今年と大きくは変わらない年となりそうですが、今後とも宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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