シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

明けましておめでとうございます。2023年最初のブログです。

 

2023年も穏やかに明けて、関東地方では初日の出も見ることが出来ました。
我が家の元日は、まず外房九十九里浜で初日の出を遥拝し、その足で成田山新勝寺に初詣に向かうのが恒例です。

 

いつもは一人暮らしの息子も年末から帰省(片道30~40分で帰れる距離ですが、、)して来て、家族4人で向かうのですが、今年は老猫「ロク」の見守りで妻は留守番、成田山新勝寺から妻の実家に子供たちを送り届けて義父母に新年の挨拶を済ませたら、私が一足先に我が家に戻り、妻と交代するという手筈です。

 

まず最初は、子供たちが幼い頃毎年夏海水浴に行った、蓮沼海浜公園近くの南浜海水浴場に初日の出を拝みに行きますが、以前はスタックにさえ気をつければ波打ち際までクルマの乗り入れが可能で、何だったら車内から寒い思いをせずに初日の出を拝むこともできました。しかし2011年の東日本大震災で千葉県の外房地区もかなりの津波被害を受け、ここにも防潮堤が建設されて今ではそんなこともできませんので、隣接する海浜公園の駐車場にクルマを止め、歩いて波打ち際まで行くことになります。
朝4時過ぎに自宅を出発し、途中コンビニ休憩をはさんでも6時前には到着するのですが、既に駐車場はほぼ満車で駐車スペースを見つけるのに苦労しました。元日の日の出時刻は6時48分でしたから、まだ1時間近くあるのですが年々クルマが増えています。当初は銚子等のメジャーな初日の出スポットに隠れた穴場だったのですが、、。

 

 

今年は良く晴れた分、例年になく冷え込んでいて道中の最低気温はマイナス4.5℃まで下がり、海岸の砂浜は霜で真っ白でした。
雲一つない上天気だったのですが、太平洋の水平線にだけは雲が出ていて、水平線からの初日の出というのはかないませんでした。過去20年近く通っていますが、どんな上天気でもここの雲だけはどいてくれません。
初日の出後は、駐車場からの出場ラッシュになりますし、成田までの芝山はにわ道という街道もそこそこ混みますので、まずは近くにある道の駅「オライはすぬま」でトイレ休憩がいつものパターンです。隣にはお決まりの「86」ナンバーで揃えた色違いのハチロク3台がやってきました。

 

ここで妻が持たせてくれたおにぎりとウインナー、玉子焼き、漬物等で新年初の食事です。これも恒例なのですが、子供たちにとってはお節やお雑煮よりもこれが新年の味なのだそうです。妻が一緒ならホイホイ渡してくれて短時間で食べ終えるのですが、今年は各自のペースでのんびり食べていたところ思わぬ時間がかかってしまい、成田に向かいだした時には、はにわ道がいつにも増して混んでいて倍以上の時間がかかってしまいました。

 

 

成田山新勝寺とは反対側のJR成田駅西口駅前にある駐車場にクルマを入れ、成田駅を通り抜けて参道を歩くのですが、JRの西口側は穴場で、これまで駐車に困ったことはありません。お参り前に昨年頂いた破魔矢をお返しして、帰りには新しいものを頂き、各自おみくじを引いたところ、息子と娘はまさかの「凶」、二人ともショックを受けていました。私は「吉」でしたから、可もなく不可もなくといったところですか。
その後参道のお店で妻の実家からの頼まれものである天津甘栗、料理用の生落花生などを購入し、妻の実家に向かいます。

 

妻の実家でもお義母さんが高齢となっており、昔のようなフルラインのお節は作っていませんが、数の子や煮しめ、黒豆、海老、蒲鉾にお雑煮をふるまっていただき、お正月気分を味わいました。子供たちはお義父さんの晩酌(朝酌?)に、呑めない父親に代わってお付き合いしてくれていますので、私はここで失礼して帰宅し妻と交代です。

 

自宅では2時間程仮眠してからロクの世話を引き継ぎ、夜家族が帰ってくるまでは、二人でまったり過ごしました。今年もこういった状態が続きますが、これまで私には懐いてくれなかったロクがくっついて眠っているのを見ると、衰えてきた結果であることは複雑ですが、素直に嬉しいです。
今年生活上で最優先すべきは何をおいてもロクですね。

 

 

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