シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

SSTR2023、何とか参加申込みができました。

 

2月12日、日曜日の早朝6時49分、今年のSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)の申し込み受付が始まりました。
この中途半端な時刻は、日本の標準時である明石市の日の出時刻であり、サンライズ=日の出、と共に全国の海辺を出発するこのラリーの趣旨にちなんだものです。
これまで何度も紹介してはいますが、SSTRについては下記ご参照ください。

 

sstr.jp

 

6時30分、普段起きない時刻に起き出してPCの前に座ってスタンバイし、開始時刻と主に操作を開始しましたが、予想通り、まず「受付前」ボタンが「受付中」ボタンにいつまで待っても変わらない、というところから前途多難のスタートです。
10分程その状態が続き、ようやく受付処理がされて次の画面に遷移したと思ったらまたそこで長い長い待機状態が始まりました。「スポーツエントリー」というエントリーサイトを使うのですが、砂時計が延々と回り続け、催眠術にかけられているみたいです。下の写真は開始から30分程経ったところです。

 

 

 

友人たちも各地でエントリーしていたのですが、皆いつまでたってもつながらないとLINEで連絡が飛び交います。最初に登録完了したのは横浜から参加のメンバーで、開始から約30分後でした。私ともう一人名古屋からエントリーのメンバーはほぼ同時、約1時間後にようやく登録完了しましたが、もう一人はこの日所用の為の外出を控えており、この時点で参加を断念しました。しかしSSTRはあきらめるものの、プライベートなツーリングとして途中我々に合流するそうです。
その日の夕方、再び申込みサイトを覗いてみたところ、既に全コースの予約は埋まり、キャンセル待ちとなっていました。

 

こんな感じで参加のハードルは年々上がっており、今年も昔の電話でのライブチケット争奪戦を思い出す状態となりました。
電話予約というシステムとなる更に前の時代には、「ぴあ」などの情報誌で発売予定などを調べて、当時映画館や劇場をはじめ繁華街に多く店舗を構えていた各プレイガイドで紙のチケットを買う必要がありました。人気のライブの場合行列は当たり前でしたから、行列が嫌いな私は人気アーチストのライブとは無縁で、数万人参加の大規模な野外フェス等に、知人の手配で数回参加したことがあるくらいでした。
都市部と地方との文化格差はこんなところでも明らかでしたが、1980年半ばにコンピューターで発券状況の管理ができるようになって電話予約が可能となってからは、地域間の格差も縮まり、飛躍的に便利になったとは思います。
しかし、ぴあSTATION等のプレイガイドに発売前日から徹夜組の行列ができるという事も少なくなった代わりに、発売一斉スタートの時刻に合わせた電話合戦が恒例となり、それがダイヤルの場合はまた大変なのですが、この頃プッシュホンが普及し始めて、更に再ダイヤル機能が付いてからは、かけ直しは随分楽にはなりました。(このあたり前後の記憶があやふやですが、、)


今年は、一人が脱落したものの、彼もプライベートで参加するとの事ですので、あらかじめ仮押さえしていた七尾市の民宿にも不義理をせずに済みました。
あとは当日の上天気を祈るだけです。過去のSSTRでは常に好天に恵まれ、2020年に各自ソロ参加となった時、昼過ぎに早々にゴールして日没を待たず次の目的地に向かったことを除けば(その時も天気は良かったです。)、毎年下の写真のような日本海に沈んでゆく夕陽を見ることが出来ています。 

 

 

そしてSSTR当日の昼食には、初回の2017年に友人に誘われて初めて行った高山の「国八食堂」に是非行きたいところです。鉄板焼き豆腐、ホルモン、いか焼き等は絶品ですが、行列必至の有名店でもあり、どうも一人では入りにくい雰囲気があって、単独行となった2020年以降は行けていません。そしてここもSSTRと同様に人気が過熱しているらしく、土曜日の昼食時に果たして入店できるかどうかも微妙なところです。日没までに千里浜にたどり着かなくてはいけませんから、悠長に何時間でも行列に並ぶという訳にはいきませんので。

 



 

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