今日2月23日の天皇誕生日、全国の映画館で開催されたBABYMETALのディレイビューイングに娘と二人で行って来ました。前回のブログで、仕事が詰まって来てほぼ缶詰め状態であることを書いたのですが、あらかじめ決まっていたイベントはそのまま残しているとも書いていて、そのうちの一つがこれだったのです。
私はディレイビューイングという言葉自体にあまりなじみがなかったのですが、生配信であるライブビューイングに対して、後日配信なので「ディレイ」なんですね。
また天皇誕生日といえば、私の世代の人間には4月29日の印象が強く残っていて、今現在この日は昭和の日となっているのですが、未だに違和感があります。ちなみに明治天皇の誕生日は11月3日の文化の日ですが、大正天皇と平成天皇の誕生日は祝日となっていません。調べてみると、平成天皇は未だご存命中なので、現天皇との二重権威化を避けるためというのが理由だそうで、それはわかる気がしますが、元号が変わった瞬間にただの平日に戻したのは釈然としませんでした(半隠居の私にはそうでもありませんでしたが、現役世代には休みが減ったと感じられたのでは?)し、大正天皇の場合はご在位期間が短かったことと、どこからも祝日化の声が上がらなかったのでそのままなのだそうです。大正天皇何だかお気の毒ですね。
今回のディレイビューイングは、1月28日、29日の二日間幕張メッセで行われた、国内では約2年ぶりのライブの模様を配信するもので、この時は息子と一緒に行ったのですが、娘はそれを大層悔しがっていて、このディレイビューイングが発表された時、是非行きたいと言っていたのです。
私も実際のライブにはとても感動したのですが、メッセの指定席はステージの遥か後方で、しかも床平面にパイプ椅子を並べただけでしたから、正直ステージは殆ど見えませんでした。ですから後日販売されるであろうBlu-rayを期待していたのですが、それを映画館の大画面、大音響で聴けるのなら行ってみたいと思いましたので、早速娘と二人分の申し込みをしました。
会員先行で無事抽選に当たり、最寄りのシネコンで観てきたのですが、ライブの時にも感じた通りベビメタファンの年齢層はとても高いです。私とまでは言いませんが50代以上が半数を占めるのではないかと思いますし、娘などは最年少の部類だったと思います。ライブとは違って、皆さんおとなしく座ったまま無言で、という映画と同じ鑑賞スタイルだったのには少々戸惑いましたが、ゆっくりじっくり見られたのは有難かったです。
私が行ったのは2日間のライブの初日で、久しぶりのライブだったこともあってか機器の調整も旨く行っていなかったみたいで、音響的には多少残念な感じもしたのですが、今回のディレイビューイングでは2日目の映像音声を多く使っているのか、何の文句も無いものになっていましたし、100席程度のスクリーンで、前から9列目のほぼ中央というポジションも良く、映像音響共にとても満足しました。娘などは感激して途中から泣いていました。
だんだん勢いがついてきまして、実は4月の1、2日に横浜のぴあアリーナMMで行われるベビメタの次のライブ抽選にも申し込んでおり、両日とも当たってしまいましたので、一か月あまり先にはまた参戦することになっています。次も一日は娘と参加しますので、親子のコミュニケーションもいつになく密になっている今日この頃です。まあ老後の楽しみということですが、妻は苦笑いで眺めています、、。