前回のブログで、妻の急な体調不良により草津旅行を急遽取りやめたことを書きましたが、そこで空いた二日間(キャンセル手配等で半日つぶれましたので、実質一日半ですが)を使って、殆ど手が付いていなかった確定申告を一気にやり終え、何とか二月中にe-Taxでの送信も完了しました。
一気にやり終えたとは言っても、必要な証憑は取り揃えてありましたし、昨年一年の事業収支の記帳は終えていて、あとは決算書(損益計算書や貸借対照表、固定資産台帳等、青色申告に必要なもの)を作り上げるだけにしてありましたから、根を詰めれば一日あればできるとの心づもりもありました。私はマネーフォワードという会計ソフトを使っていて、決算書作成まではそのソフトで作成できますから。
ほぼその目論見通り、青色申告書の作成からその他所得を加えた確定申告書の作成・提出まで一日半でできたのですが、会計ソフトで算出した減価償却額と、e-Taxで自動計算される数値が合わなかったり、マイナンバーに紐付けられた医療費明細は歯抜け状態で妻の分は反映されていませんでしたので結局全件再入力しなければならなかったりと、思わぬ手間がかかりましたが、毎年何かしらの不具合・トラブルはありますので、それも想定内といえばその通りです。
ただ、年々使い勝手は良くなってきたとは言え、e-Taxはまだまだ使いにくいです。その都度保存しておかないと、「ふりだしに戻る」みたいなことになってしまって、それまで入力したものがすべて白紙に戻り、呆然とすることになります。今年も2回ほどそんな目に遭い、まあそれは自分の不注意と言われてしまえばその通りですが、もっと親切な設計にして欲しいとは思いますね。
ただ一件どうしてもわかりにくいところがあって、例年なら頭の体操と思ってあれこれ自力で調べるのですが、今年は時間の制約もありましたので早々に確定申告相談窓口に電話で問い合わせしてみました。所轄の税務署にまずは電話をかけて、そこから自動音声案内の指示通り進んでいけば、国税の確定申告相談員にたどり着きます。この手の電話窓口はとても混み合っているのが相場で、つながらないことを覚悟していたのですが想像以上にスムーズにつながり、相談員の女性もとても親切・丁寧でしかも博識なすばらしい方でした。早々に疑問も解決し、おかげで予定通り申告も終えましたので感謝感謝です。
申告そのものはこのように問題なく終わったのですが、問題があるとすれば私の手違いで、2023年になってから手続きするはずだった、生命保険の満期返戻金が2022年の所得となって計上されてしまっていたことです。年末に銀行口座に振り込まれてきて、それで私の手続きミスに気付いたのですが、そのときはもう後の祭りです。かなりな額でしたので、その分2022年の所得はかさ上げされ、還付金は想定より相当少なくなってしまいました。
今年2023年は8年間お世話になった会社との契約が夏前で終了することになっていて、当然所得は減少しますから、今年にその返戻金を受け取って平準化をしようと思っていたのですが、、。