シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

長引く夏風邪は気管支炎でした。

 

7月の最終週から夫婦揃って風邪気味となり、病院で薬を貰って来ていたのですが、薬を飲み切る一週間が経過しても、咳と喉の痛みが治まりません。妻は当初は発熱だったのですが、熱は下がった代わりに咳が出始めて、あっちでもこっちでも咳ばかりです。

 

まず妻が再度病院に行き、症状を伝えて新たな薬を貰ってきました。彼女は喉の痛みに加えて声がれ、かすれもひどくて、何をしゃべっているのか聞き取りにくいほどでしたし、味覚障害もあって何を食べても味がしないんだそうです。妻は新型コロナ・インフル共に検査の結果陰性だったのですが、味覚障害は新型コロナの症状として取り上げられることが多いですよね?検査後に発症という事もあるんでしょうか?
今は声がれも治まり、咳と味覚障害だけですので元気ではあるのですが、味がわからないので料理が出来ず、フードデリバリーや弁当惣菜を買ってきて済ませることが続いています。

 

そして私ですが、私の方は当初から熱は無いものの酷い咳とそれによる喉の痛みが続いていて、最初もらった薬もあまり効いてくれません。最初の診察から一週間後、その時の担当医が居る日に合わせて病院に行きました。
貰っていた薬も一週間分でしたから丁度良かったのですが、この先生は週一回しか居ない人で、この病院では専属医よりこのような通い(?)の医師の方が多く、多くても週2回、たいていは週一回です。
最近の総合病院ではこういった医師が増えているようで、私などは病院に所属しない医師と聞くと手塚治虫の「ブラック・ジャック」のようなアウトローなイメージを抱いてしまうのですが、最近ではこの働き方を選ぶ医師も多いみたいで、常勤医に対してフリーランス医師と呼ばれるんだそうです。

 

最初に診てもらったのは内科だったのですが、その先生に服薬を続けても症状改善が見られないことを伝えると、聴音等の簡単な問診の後、内科から呼吸器内科への転科を勧められました。とはいっても同じ総合待合室に並んだ診察ブースの隣なのですが、それでも紹介状が必要らしく、待合室で待つことしばし、看護師さんから名前を呼ばれて再度問診票を書いて欲しいと言われました。
この日の朝の内科でも、一週間前に処方してもらった薬では症状改善せずと伝え、医師も同じなのに、また問診票を書かされていて、その時点でかなりモヤモヤしていたのですが、そのモヤモヤが再燃しました。百歩譲って診療科をまたぐからそれは止むを得ないと納得することもできますが、渡された問診票は内科のものと同じで、それならコピーすればいいじゃないかと思う訳です。
最近病院では「怒る爺さん」に遭遇することが多く、その都度批判的なことを書いてきた手前ここはぐっと我慢しましたが、病院の縦割り組織もかなり硬直化していると思います。

 

まあこんな風に心の中では色々葛藤があったのですが、呼吸器内科では念のためレントゲンを撮りましょうと言われ、採血後レントゲン撮影、その結果は肺に影はなく、気管支炎と思われるとの所見でしたので、咳と喉の痛みの薬を2週間分処方してもらい病院を後にしました。
病院内の薬局は常に混み合っていてとても待ち時間が長いですから、私は通常院外薬局での受け取りを指定しています。そして病院を出る時に「CLINICS」という医療系のアプリで処方箋を最寄りの薬局に送り、薬の準備を始めてもらいました。
CLINICSは、下の画像のようなアプリで、スマホで処方箋の写真を撮り「処方箋送信」すればそれが薬局に届き、薬の準備が始まります。

 

 

少し余裕を持って受取り時刻を指定しましたから、一旦自宅に戻って所用を済ませた上で準備完了の通知を待っていると、その薬局から電話が入って来ました。通常電話が掛かって来ることは無いので何だろうと思ったのですが、要は今回処方された咳止めの薬が、私が持っている持病には使えない薬なので、病院の先生に相談して代替薬の手配をしても良いか?との問い合わせでした。勿論私に異論はありませんから了承したのですが、その持病は同じ総合病院の別の診療科で数年前から継続治療中のものです。それすらデータとして把握できていないのであれば、縦割り組織の弊害どころか総合病院として機能していないんじゃないかと、またもやモヤモヤが再燃したのですが、その薬剤師さんはあっさり一言、「単純な先生の見落としだと思いますよ、、」と。まあケアレスミスはどこにでもあることですが、医療系のケアレスミスは勘弁して欲しいですね。

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ