シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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台風の東日本接近と桃太郎電鉄の記憶

 

先日、台風5号が東北地方岩手県に上陸し、そのまま東北地方を横断して日本海側に抜けて行きました。そしてその後すぐ、今度は台風7号が首都直撃か?というコースを進んで来て、首都圏はかなり緊張していましたが、少し東にそれたことで大きな被害が無かったのは何よりでした。ただ台風の進路に最も近かった千葉県の外房地域では1万軒近くの停電が発生したようで、被害に遭われた皆さんにはお気の毒ででした。

 

私たちが子供の頃、台風と言えば九州・中四国・近畿などの西日本に向かう事が殆どで、東日本、まして東北に上陸などという事は聞いたことが無かったように思います。最近では北海道に上陸する例もあり、進路が北に振れてきているのもやはり地球温暖化の影響なのでしょうか?

 

そこで思い出したのが、子供たちが小さい頃良く家族で遊んだ「桃太郎電鉄」というゲームです。数多くのシリーズが販売されている長寿ゲームソフトですが、我が家が最初に買ったのは、息子がゲームをやる歳になってからですから、確か2000年前後、初代のPlayStation用ソフトだったと思います。
何で台風からこのゲームを思い出したのかと言えば、桃太郎電鉄、略して桃鉄には事業の維持拡大を邪魔する要因として各種自然災害が設定されているのですが、その中の一つである台風は、東日本の都市にはまず来ない設定になっていたのです。いい調子で都市の買い占めを進めていると、夏のシーズンに突然台風が襲来し甚大な被害を及ぼすのですが、これはほぼ西日本の都市限定でした。(ただし東日本の都市には冬のシーズン雪害のリスクがあるのですが、、。)
2000年当時、ゲームの世界でも台風は西日本を襲うものというのが常識だったとすれば、その後二十数年で日本の気候が大きく変わったということの証明にもなりそうです。

 

ちなみに、我が家では当時からこれを桃電と呼んでいましたが、桃鉄は、ハドソンという製作会社が先に発表していた「桃太郎伝説」というゲームののセルフパロディであり、タイトルを省略する場合、「桃太郎伝説」の略称「桃伝」(ももでん)と区別するため、本作を「桃鉄」(ももてつ)と称していて、カートリッジの表面にも「桃鉄」と大きく描かれていたのだそうです。ずっと桃電のほうが語呂が良いんじゃないかと思っていたのですが、今回調べてみて初めてそれを知りました。そして下の「桃太郎電鉄ワールド~地球は希望でまわってる!~」というのが今の最新版みたいです。

 

桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる! ~

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桃鉄は、サイコロを振って出た数だけマス目を進んで各都市の事業を拡大していく、いわゆる双六(すごろく)ゲームですが、双六ゲームといえばその代表格である「人生ゲーム」を忘れる訳にはいきません。我が家にも未だに置いてあり、桃鉄が主役となる前は良く家族で遊んだものですが、中でも娘は小さい時このゲームに夢中になり、しきりに相手をせがまれました。できる限り遊んだやったつもりではあるのですが、ついつい忙しくて(単に自分の都合ということも多かったですが、、)また今度ねで済ませてしまうことも多く、そんな時娘は一人で何役もやりながら一人遊びしていました。今思い出すとその姿は寂しそうでもあり、ちょっと胸の痛む記憶です。

 

 

双六ゲームでは、もっとさかのぼって私が幼い頃、四国の実家には「ニューバンカース」というボードゲームがありました。「モノポリー」と同様のゲームですが、モノポリーの方が圧倒的シェアを持っていたらしく、過去モノポリーを知っている人は多くいましたが、バンカースを知っている人には会ったことがありませんでした。
一人っ子で、有職夫人だった祖母と二人暮らしで育った私は、このバンカースも一人遊びすることが多かったですから、何で娘にもっと優しくしてやれなかったかと後悔する訳ですが、当の娘はそこまで深刻には考えていなかったみたいで、「そういえばそうだったね」程度なのが救いです。

 

 

 

 

 

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