シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

栃木から福島・山形へ3泊4日の車中泊旅1/3

 

宇都宮での仕事にかこつけて、ちょっと車中泊旅です。1カ月前にも同様に仕事を絡めて車中泊し、茨城に寄り道してきたのですが、今回はもう少し足を延ばして東北地方まで行って来ました。
宇都宮で前泊し、その後2泊して福島・山形を回ったのですが、最初は直江津まで行ってハイエースを港に残し、佐渡でレンタルバイクを借りて島を一周して来る積りでした。ヘルメット・グローブ・夏用ウェアもハイエースに積み込み準備は万端だったのですが、当日宇都宮で車中泊している時激しい雷雨となり、予報では日本海側の天気も不安定な感じでしたから、今回佐渡行は見送ることにしました。

 

朝10時に宇都宮市内で業務開始でしたから、前日夕食・風呂を早めに済ませて、もう寝るだけの状態にして自宅を18時半頃出発です。
平日この時間の下り常磐自動車道は、都内から筑波辺りまでは帰宅途中と思われる乗用車も多いのですが、それでもほぼ渋滞とは無縁で、筑波を過ぎたあたりからは長距離トラックの方が多くなります。

 

私のハイエースは2,700ccのディーゼルターボエンジンで、トルクは十分ですから高速道路でも流れに乗って走ることに全く問題はありません。常磐道は一部制限速度が110km/hに設定されていますので、追い越し車線は120~130km/hで流れていることが多いのですが、それでもエンジンは大丈夫です。
ただこの速度となると横風等に弱いハイエースはハンドルがふわふわして直進するのに気を使いますし、サスペンションもギャップを拾って大変ですから、私にとって一番快適なのは、3車線の一番左側を大型トラックに混じって80km/hくらいで流している時です。この時間帯は長距離を一定速度で淡々と走ってくれる大型にくっついて音楽を聴きながら鼻歌交じりで走る、というのがいつものパターンです。
同じハイエースでも屋根にラダー等を積んだ仕事帰りのクルマは、追い越し車線をカッ飛んでいきますが、私にはあの速度で走り続けるのは無理ですね~。

 

仕事に直行するなら、北関東自動車道の宇都宮上三川ICで降りて宇都宮市内に向かうのですが、この日は前回と同じく上三川ICを通り過ぎて壬生PAで車中泊することにしました。何度か車中泊で使っていますが、乗用車エリアはいつもガラガラで長距離トラックばかりですから、車中泊用のポータブルエアコンを設置完了するまでエンジンを掛けっぱなしで車内を冷やしておいても周囲に迷惑をかけることがないのです。
ちなみに「上三川」は「かみみかわ」ではなく「かみのかわ」です。私は宇都宮に通い出して1年以上経つまで間違えていました。

 

PAに到着する直前から、深夜寝ている時も時折り激しい雷雨があり、気温は一気に26℃位まで下がりましたから、ポータブルエアコンもフル稼働とはならず、専用のバッテリーで十分朝まで持ちました。(またまたつまらないこだわりです。最初この「もちました」を「保ちました」としたかったのですが、どう変換してもこの漢字は出て来ませんし、これは誤用とされていました。意味的にはこの方がしっくりくると思うのですが、、)

 


夜中に天気は回復してきたようで、翌朝6時過ぎ、朝日がハイエースのボディを照らすようになってくると、車内温度はポータブルエアコンでは追いつかない程上がり始めました。7時前にたまらず起き出し、エアコンを片付けた後、周囲に誰も居ないのを幸いにエンジンを掛けて車載エアコンを稼働させ、前夜コンビニで調達して来ていた食材で朝ご飯を済ませました。さすが車載エアコンは強力です。

 

ポータブルエアコンの排気熱はダクトを助手席窓につないで外に出しているのですが、排気ダクト自体がかなり高温となりますので、上の写真の通り前席と後部荷室の間をカーテンで仕切っています。私のハイエースは完全荷物車として使われていたらしく、後部にはエアコンもヒーターもありませんから、ポータブルエアコン等を片付け、このカーテンもたたんでしまわないと車載エアコンの冷気は後部に届かないのです。
この日宇都宮の気温はグングン上がり、最終的には36℃にまでなりました。

 

2024/8/26追記

当初、前後編の2本でまとめる積りで「1/2」としていましたが、長くなりすぎましたので、3本構成とし「1/3」と題名を変更しました。

 

 

 

 

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