シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

信州・北陸車中泊の旅6日目、妻との福井旅

 

前日、ハイエースの車中泊旅で先発した私と新幹線で遅れて福井入りした妻が合流し、福井県の旅が始まりました。前夜はあわら温泉のつるやという旅館に泊まったのですが、閑静な宿でとてもゆったりできました。

 

この日はまず、あわら市からも遠くない東尋坊に行きます。クルマで15分程で到着、東尋坊タワーというところの駐車場にハイエースを停めましたが、高いところは苦手ですし、東尋坊タワーそのものもかなり老朽化が進んでいる気配でしたので、登るのは遠慮しました。
東尋坊は、当時まだ関西にあった妻の実家にクルマで里帰りした帰りに寄ったのが最後ですから、もう二十数年になります。まだ娘は生まれておらず息子と3人でした。冬の帰省でしたから、日本海は荒れていてまさに火曜サスペンスの世界、小さな息子が強風で飛ばされそうで、しっかり捕まえていたのを思い出します。

 

前日に続きこの日も猛暑日確定の暑さが既に始まっていましたので、私の記憶にある東尋坊とは随分印象が違いましたが、真っ青で穏やかな日本海も美しいですね。
海も穏やかでしたし、この日は東尋坊を海上から眺める遊覧船に乗ってみることにしました。東尋坊から近くにある雄島(おしま)まで行って帰ってくる30分程のコースですが、案内アナウンスも個性的で面白く、十分堪能させてもらいました。

 

 

海に一番近いところにあった見晴らしの良いカフェで、冷たいカフェラテを飲んで一休みしてから、前日は休館日だった一乗谷の博物館に行って見ることにしました。今回の旅は福井市を中心としてそんなに遠くないところばかりを見て回りましたから、行ったり来たりも容易です。
しばらく走って、福井市の郊外まで来たところで昼ご飯です。福井に来た時から、「おろし蕎麦とコースかつ丼」という蕎麦屋のセットがあちこちで目に付いていましたので、この日は蕎麦屋で検索して見つけた店です。

 

山小屋風の、蕎麦屋とは思えない外観の店ですが、地元のサラリーマンらしき人たちで満員で、とても忙しそうでした。地元のサラリーマンに昼食場所として選ばれる店なら信頼できます。
ところが店内に入ってメニューを見てみると、この店にはソースかつ丼がありません。これは大きな誤算でしたが、その代わりこんがり美味しそうに焼かれた大きな鯖がカウンターに置いてあって、皆さんこの「焼き鯖」というものを次々頼んでいます。
確かに福井では「鯖寿司」や「焼鯖寿司」も名物のようですから、私も「おろし蕎麦」と「焼き鯖」の半身を頼んでみました。
蕎麦はまあ期待通りの味だったのですが、鯖の方は期待を大きく上回る美味しさで、妻と二人であっという間に平らげてしまいました。一人で半身ずつでも十分食べられましたね。

 



昼食を終えて一乗谷に到着したのが14時過ぎ、この博物館は正式名称が「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」で、2022年に向かいの施設から新築移設されたばかりのまだ新しい博物館です。
撮影できるものもあったのですが、写真は撮っていません。とても充実した展示で、興味深く見学しました。県立だけあって料金も安いですし、一見の価値のある施設だと思います。

 

その後は福井駅近くの「ルートイン福井駅前」というビジネスホテルに早めにチェックインして、徒歩で夕食を食べに行きました。最初は予約を入れてちょっとお高めの店で、とも考えていたのですが、何だか二人とも格式ばったところは面倒になり、駅近くの手頃そうな寿司屋さんで済ませました。妻はこの旅の最中に誕生日を迎えましたから、そのお祝いとも考えていたのですが、簡単に済ませようというのは妻の意向でもありましたし、まあ別途東京でも後日の予約を入れていましたから、この日はそれで。

 

 

 

 

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