シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

信州・北陸車中泊の旅8~10日目、富山から宇都宮を経由して帰宅

 

車中泊旅+妻との福井観光、8日目の朝は富山県氷見市の道の駅で迎えました。
妻と行動を共にした福井では、安楽な布団・ベッドで眠り、風呂・トイレも備わっている環境でしたから、それに比べると車中泊は何かと大変です。ただ一つ、車中泊用に買った低反発マットだけは、サイズも自宅のベッドと同じ200×100cmですし、クッション性もむしろ自宅ベッドより私には合っている感じですので、自宅のベッドマットと交換しようかと真剣に考えています。

 

エアコンを撤収し、洗顔を済ませたら、富山から新潟方面へ向けて出発です。翌日午前には宇都宮市内で仕事があり、そのメンバーと夜は暑気払いをしようということになっていますので、この日の内にできるだけ栃木県に近付いておきたいところなのです。とは言え業務開始は10時ですから、6時頃には行動開始している車中泊のパターンなら、長野県あたりからでも高速を使えば十分間に合いますが。

 

この日もまずは下道で富山市の沿海部から新潟方面に進みます。国道415号線で雨晴(あまはらし)という独特の地名の道の駅を過ぎ、富山新港まで行けば新湊大橋のたもとでかつての商船学校の練習船海王丸を見ることができます。この日は海上保安庁の巡視船も係留されていました。

 




富山市の市街地を過ぎたあたりでR8に合流し、そのあとは淡々と上越市を目指します。その後は上信越道に沿って南下し、中野市から滋賀草津高原ルートを走って前橋辺りに出ようという積りでした。
そしてそろそろ新潟という地点で、今年の春の桜前線を追う旅でも食べた「たら汁」の看板が目に付くようになってきました。桜旅の時には「栄食堂」という有名店が休みでしたから、近くの「きんかい」という店で食べたのですが、この日は営業開始したばかりだったのでまだ行列店の栄食堂も空いていました。きんかいの赤味噌より色が薄いので一見生臭いのでは?と感じたのですが、全くそんなことは無く、大量のたら以外はゴボウとネギだけの具なのですが、大変美味しかったです

 

 

その後新潟県に入って糸魚川市の能生(のう)というところでは、2年前のSSTRでバイクの写真を撮ったのと同じ場所にハイエースを停め、写真を撮ってみました。
上越市から妙高方面に南下して「道の駅あらい」に来た頃には結構な雨となっていて、やはりこの日佐渡でバイクというのはやめておいて正解だったようです。また、この天候なら滋賀草津道路も景色は悪いでしょうし、残り時間も少なくなってきましたから、ここからは高速を使って宇都宮に直行する事にしました。この道の駅は高速のサービスエリア併設で、スマートICも設置されていますからすぐ高速に乗ることができます。途中横川SAで睡魔に負けて少し仮眠と給油、そして北関東道の壬生PAに着いたのが19時過ぎ、この日はこのままここで車中泊です。


前夜は大雨と激しい雷で眠れない程でしたが、夜が明けた頃には雨は上がっていました。PAを出てすぐのところにある壬生ICで高速を下り、宇都宮市内の仕事場所までは30分程です。前日何も食料調達ができませんでしたから、早朝から営業しているカフェを調べてゆっくりモーニングを食べ、仕事の後は早めに宇都宮駅前のビジネスホテルにチェックインして、前夜は入浴できませんでしたからまずはシャワーです。
空調の効いた快適な部屋で暑気払いの時間まで少し仮眠、暑気払いから戻ったらまたすぐにベッドにもぐりこんで朝までぐっすり眠りました。

 

翌10日目はもう帰宅するだけですが、まっすぐ帰るのも面白くないので、まずは宇都宮から東へ向かって走り、水戸を迂回して大洗の少し南で太平洋岸に出ました。そのまま海沿いに南下して銚子へ、そして今度は房総半島北部を横断して成田経由で夕方になる前には帰宅できました。
最近銚子や勝浦が涼しいと評判になっていますが、確かに銚子は自宅付近より確実に3~4℃は涼しかったです。

 

10日間で2,100km走行しましたから燃料代は約30,000円、そして今回はほぼ全てをコンビニ食材で済ませましたので食費は20,000円程度、入浴や洗濯で5,000円程度とすれば、総額でも55,000~60,000円で収まっていると思います。途中家計負担や企業負担の部分もありますが、今までで一番経済的な旅になりました。

 

 

 

 

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