シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

今年のSSTR参加は見送りました。

 

今日は本来なら2024年のSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)の発走日でした。当初は、前日から御前崎まで前乗りして、今朝の日の出と共に長野方面に向けて北上、そこから西に進路を取って石川県の千里浜を目指すコースを考えており、既に宿も確保していました。しかし9月初めに車中泊旅で訪問した能登半島で、未だ大きく傷跡が残る地震被害の惨状を目の当たりにしたことと、その後の豪雨で更に傷跡が拡がった事を知り、今年のSSTRは止めることにしたのです。

 

SSTRのゴール千里浜がある羽咋市は石川県の中央部で能登半島の付け根部分ですから、地震被害・豪雨被害の中心地では無かったようですし、9月にハイエースで走った時も輪島付近の被害状況とは全く違う印象でしたから、SSTRの開催を決めた運営の判断が間違いだとは思いませんし、地元への経済効果が大きいのもその通りですから、全く開催を否定する積りもありません。ただ単に私の参加意欲の問題です。

 

そしてスタート地点として考えていた御前崎は2020年のSSTRでも出発点として選んだところでしたから、この年のSSTRを少し振り返って見ます。
この年は全国から数千台のバイクが千里浜に集結するというやりかたが、折からのコロナの急拡大で実施不可能となった年でした。
一旦は例年の5月開催を秋まで延期した上で実施と決めたのですが、それでも状況は全く改善しませんでしたので、一斉発走という方式自体を取りやめて、半年間の期間中に個人個人で走るという変則開催となりました。

 

一人での出走で、それまでのように途中の飛騨高山やゴール地点で友人と待ち合わせる必要もなくなりましたから、早く走り切ってしまうことにして、私には珍しくほぼ高速を走り切るルート設定をしました。
日の出と共に御前崎を出発して千里浜には昼過ぎに到着、余りに早かったのでまだゴール地点に設置されていた事務局には誰も来ておらず、この年はゴール証明も記念品も貰えないままでしたが、それは仕方ありません。
その後は富山・岐阜と南下して五箇山等に立ち寄った後郡上市で後泊、翌日は中央高速を勝沼ICで降りて大菩薩ラインを走り、無事2泊3日のSSTRツーリングを終えたのでした。

 

www.boon-senior.com

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こうやって振り返って見ると2020年の状況は今年よりもはるかに深刻で、今の私なら考えるまでも無く参加は見送っていたと思います。この時から4年が経過して私も歳を重ね、バイクへの熱が冷めてきていることは事実なんでしょう。SSTRに行かないことを地震や豪雨のせいにしているだけで、バイクを降りる時が近付いていることから目をそらしている、というのが本当なのかも知れません。

 

そしてバイクといえば、今バイクガレージとして使っているコンテナボックスには、私のR1200Rと娘のFTR223が並んで納まっているのですが、娘が家を出ましたので、FTRは新居に運ぶ必要があります。ところがしばらくバイクに跨ってもいない娘からは、単独でFTRを新居まで運転する自信がないので、伴走して欲しいと言われていました。同居の彼もバイク免許は持っているのですが、バイクに関してはペーパードライバー(ペーパーライダー?)なので、FTRを持って行った後は二人でバイク練習するそうです。

 

SSTRに不参加を決めたことで前後3日間が空白となりましたので、この間にFTRを運び出すことに決めて、これがまた私の今年初ツーリングになるところだったのですが、前日までの天気予報では千葉県北西部は雨模様でしたから、こちらも延期することに決めました。今年はとことんバイクに縁がないです。
そして今日目覚めてみると、空に雲は多いものの青空ものぞいていて、失敗したか?と思ったのですが、前夜の雨で路面は濡れていますし、空も徐々に曇って来ましたので、とりあえずそのまま延期としました。しかし昼前までに路面は完全に乾き、空は再び青空、、、行けましたね。

 

 

 

 

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