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国境なき医師団「エンドレスジャーニー展・東京」と鹿児島物産館

 

特定非営利活動法人「国境なき医師団日本」から、10月31日~11月4日東京丸ビルで「~終わらせたい、強いられた旅路~『エンドレスジャーニー展・東京』」という企画展をやるとの案内を貰いました。
「エンドレスジャーニー」のサブタイトルは、~終わらせたい、強いられた旅路~で、難民・避難民の人々の苦難の旅を表したものです。
最初私は国境なき医師団の、終わりなく続く戦いを表しているのだと思っていて、勿論それも間違いではないのでしょうが、今回の展示は難民・避難民として安住の地を求めてさまよう内に経済的に追い詰められ、満足な医療も受けられなくなっていく人たちの現状を訴えるものでした。

 

 

総武線快速で東京駅地下ホームに到着して丸の内の地下改札に上がってみると、周辺は大変な混雑でした。土曜日の昼前ですし、3連休の初日でしたから混んでいるのは当然ですが、この日は大雨の影響で東海道新幹線が一部不通になっていたからか、大きな荷物を持った人たちが右往左往していてカオス状態でした。何とか改札を通り抜けて会場である丸ビルの一階に着くと、展示スペース隣のTHE FRONT ROOMというカフェにも長蛇の列ができていました。HUGEというレストランが運営しているフレンチトーストが評判のカフェらしいです。

 

世界各地で難民や避難民となった人は、1億2,000万人に達しているんだそうで、シリア、アフリカ、ロヒンギャ、中米、地中海の難民・移民について紹介されたパネルや、病院の無い場所で使うテント式の手術室、四駆救急車等が展示されていて、係の方から丁寧に説明もしてもらいました。

 


日本というある種世界の緊張から隔絶したような社会に生きていると当たり前に出来ていることが、世界では決して当たり前ではないんだということを再認識するいい機会となりました。私たちの家族が当たり前に暮らしていることに感謝しなくてはいけませんし、世界でそれを実現しようとしている人たちの努力には本当に頭が下がります。
私は数年前に単発で何度か国境なき医師団への寄付をしただけだったのですが、こうやって実際にスタッフの方の話も聞き、現物展示に接することでより関心が深まり、これを機会にささやかですが毎月支援をさせていただくことにしました。

 

 

そこからはお昼を食べて、日比谷にある鹿児島物産館に行くことにしました。屋久島ツアーに行った時、鹿児島出身である義母の好物である「あくまき」をお土産に買おうと思っていたのですが、屋久島では見当たらず買うことができなかったのです。
Wikiによれば、

あくまき(灰汁巻き)とは、鹿児島県、宮崎県、熊本県南部(人吉・球磨地方および水俣・芦北地方) など南九州で主に端午の節句に作られる季節の和菓子である。もち米を灰汁(あく)で炊くことで独特の風味と食感を持つ。

となっていて、私は食べたことが無いのですが、妻によればそれ自体の味というよりは蜜やきなこの味で美味しく食べられるとの事です。

 

昼ご飯は、丸ビルからも近い「すし好 和」という店に行くことにしました。東京駅丸の内側の地下にあって、立ち食いコーナーもあり、外国人客で賑わっていました。難民・避難民の人たちの悲惨な現状を見た後では気も引けましたが、、。

 

 

食事の後は地下通路を通って有楽町の国際フォーラムまで歩き、鹿児島物産館で無事あくまきを入手、ついでに鯖節なども購入して、更に新橋までガード下に新しくできている店舗を冷やかしながら歩いて、新橋からJRで帰宅しました。裏コリドー街などという名称が付いているんですね。
朝家を出る時にはかなり雨が降っていたのですが、昼からは小降りとなりましたし、地下やガード下を選んで歩きましたから、雨もそう苦にはなりませんでした。

 

 

 

 

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