シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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阿蘇に墓参りに行くことにしました。

 

屋久島から帰って来て2週間も経っていませんが、今度は熊本県の阿蘇と宮崎県の高千穂に行って来ました。
屋久島ツアーは10月の最終週で、10月は私の育ての親でもある祖母が亡くなった月でもあります。命日には叔父叔母たちと阿蘇にある祖父・祖母の墓参をするのが恒例行事なのですが、今年は叔父の体調が思わしくなく、来年以降も元気で集まれるように今年は無理せず中止しようということになったのです。


屋久島に出発する前に妻とそんな話をしていて、熊本の隣まで来るのに私の墓参りには来ないのかいと祖母から言われているような気がしてきました。
妻もそれならもう命日は過ぎてしまったけれど我々夫婦だけでも墓参りに行こうかと言いますので、急遽阿蘇行きを決めたのですが、この時期私にも妻にもそれなりに予定が入っていましたから、1泊2日の墓参りプラス周辺観光として、阿蘇から妻がまだ行ったことがない高千穂まで足を延ばしてみることにしました。

 

何だかだで最近散財が続いていますから、今回は極力節約することにして、熊本までの往復は成田からのジェットスター、現地での足はタイムズカーシェアのコンパクトカー、宿泊は阿蘇市内の格安温泉宿としました。
ただジェットスターの最安便は、成田早朝出発、深夜帰着となりますので、千葉県西北部の我が家からでも電車で往復するのは厳しそうです。しかしここでタクシーなどを使ってしまうと他で節約したものが吹っ飛んで元も子もなくなってしまいますので、後はクルマでの往復ということになるのですが、これまで成田空港に妻や娘を送迎した時や、空港自体に遊びに行った時にクルマを使ったことはあっても空港にクルマを置いて旅に出た経験はありません。

 

改めて調べてみると、空港駐車場は比較的料金も安く、1泊2日なら電車での往復よりかなり安くなることがわかりました。成田空港までの北総線は高額運賃で有名な鉄道で、若干の値下げが実施された今でも、妻と私2人分の往復運賃は4,000円を軽く超えてしまうのです。しかもここの駐車場には予約サービスもありますから、当日満車で停められず現地で途方に暮れる心配もありません。
事前予約もクルマの車種・ナンバー等を登録し、クレジット決済すれば完了で、とても簡単です。使ってみた結果は、予約料1,400円+駐車料金が41時間で2,100円、計3,500円と、燃料費込みでも電車代より安くつきました。1泊2日ならこれはありですし、この早朝時刻なら連休中とか以外はまず満車にもならないように思いますから、その場合は予約料も不要です。

 

阿蘇での宿は、妻がネット検索で見つけてきた、内牧温泉という大観峰から下ってきたところにある温泉地のホテルです。我が家の阿蘇での定宿は、全てが畳敷きの簡素な部屋だった簡易保険保養センターの昔から、仙酔峡の登り口にあるかんぽの宿阿蘇で、阿蘇の思い出は常にこの施設と共にありました。しかし先年ここが民間に売却され、老朽化した施設の改善やサービスの高級化が図られたのは良いのですが、明らかにインバウンド客を意識した運営方針がどうにも我々には馴染めず、もうここを使うのも最後かねと叔父叔母と話していたのです。
今回の宿は阿蘇ホテルという古い温泉宿ですが、とても感じの良い接客とよく手入れされた施設で、私たち夫婦はとても気に入りました。今後ここを定宿とするかもしれません。

 

実際の1泊2日の旅の模様は次回以降で紹介します。

 

 

 

 

 

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