シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

阿蘇・高千穂:1日目

 

熊本への出発当日朝、妻は4時起き、私も4時半には起きて5時に自宅を出ました。まだ辺りは真っ暗ですが、既に成田方面へ向かう国道464号線は結構なクルマが走っていて、速度も速めです。日曜日ですから成田を越えて外房方面へ遊びに行く人たちなのかも知れません。

 

今回我々はLCCのジェットスターで成田空港第3ターミナルからの出発となります。予約したP2南駐車場は第2ターミナルにあり、そこから徒歩で10~15分はかかりますが、7時10分のフライトでチェックイン締切が6時50分、駐車場には5時50分頃到着できましたので、第3ターミナルにあるローソンでパンとヨーグルトを買って朝食とする時間もありました。オンラインチェックインしていましたので、殆んど航空会社スタッフや空港スタッフと接する機会もなく手荷物検査まで進みましたが、そこで働くスタッフの外国人比率の高さには驚きました。空港職員は日本人という先入観があったのですが、時代は変わっていますね。

 

 

前回の屋久島行きと同じく見事な雲海の上を飛行して、熊本空港着陸前にはこれから行く阿蘇山も上空から見ることができました。
ここからはタイムズレンタカーが移動の足となりますが、到着ロビーからは徒歩6~7分と少し離れたところにあって、通常のカーシェアに加えレンタカーも扱っているタイムズの拠点営業所でした。
今回借りたのは白色のスズキソリオ、小さくスクエアなボディで座席位置も高いですから、取り回しはとても楽でした。熊本・宮崎の山道ばかりを走ったのですが、小さなエンジンがウンウン唸りながらもキビキビよく走ってくれました。

 

よく見ると運転手(妻)がピースサインしてますね(笑)。

この日は終日雨との予報だったのですが、まだ雨は落ちて来ていなかったので、阿蘇山に向かう前に、妻がまだ行ったことがない通潤橋に寄って、それから熊本城に行くことにしました。私も震災後は行ってないので、修復がどれくらい進んだのか見てみたかったのです。
通潤橋までは30分余りで到着し、のんびり歩きながら見物したあと、通潤橋に水を供給している「円形分水」というものが近くにあるとのことなので行って見ることにしました。私は通潤橋には何度か来ているのですが、円形分水のことは知りませんでした。

 

 

円形分水は、通潤橋が1850年代に建設されたのに対して昭和31年建設と意外と新しいものでした。どちらも産業遺産的雰囲気満点ですが、今でも現役の用水として機能しているのだそうです。
円形用水から熊本市へ向かっている時から天気予報通り雨が降り始め、熊本市内に着いた時には結構な降りとなっていました。まず先に昼ご飯で以前息子や娘と行った熊本ラーメンの有名店「黒亭」に行ったのですが、ここも妻は初めてです。
妻が初めて尽くしなのには理由があって、昨年の正月に亡くなった我が家の愛猫「ロク」の最後の数年は、介護とはいかないまでも見守りが必要な状態となっていましたから、家族全員で家を空けることは難しく、そんな時はロクが一番信頼している妻が留守番役となることが多かったからなのです。
ロクや兄貴分のクーがまだ元気でいた頃は、同じマンション内でペットの世話をし合うことが当たり前に行われていて、一週間程度の帰省は平気でした。お互い家の鍵を持ち合っていた訳ですから、今時としてはかなり牧歌的な話です。

 

 

黒亭の熊本ラーメンに満足して、その後熊本城に行っては見たのですが、駐車場で余りの雨の激しさに負けて登城は断念し、そのまま阿蘇に向かうことにしました。
阿蘇でも雨は降り続いていましたので、阿蘇神社に参拝するだけで墓参りも翌日として、そのまま宿にチェックインです。

 

 

この日は元々外で夕食を食べる積りで、朝食のみを頼んでいましたから、一休みした後近くの焼肉店に出掛けて名物の赤牛丼と馬刺しを食べて来ました。最近では、これでもかという位並べられる宿屋の夕食は持て余すことが多いので、夕食は頼まないことが多くなっています。
食事を終え、宿に戻ってから入った温泉は貸し切り状態でしたので、ちょっと写真を撮らせてもらいました。屋上の露天風呂は雨の中でしたが、ぬるめの加熱していないかけ流し源泉は、いつまでも入っていられるくらい気持ち良かったです。

 

 

 

 

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